昨年全線開通したばかりのスノーカントリートレイル。
そのルートになる筈だった日本百名山、巻機山に行ってきました。
ルートの安全上の問題から、現在では外されていますが、本来は清水集落から巻機山を越えて割引岳へと縦走するルートだったんです。
割引岳からのルートも、いつしか登ってみたい処ですが、今回は井戸尾根ピストンです。
2014年10月11日(土)
天 候:快晴
07:26 桜坂駐車場
08:06 くらいむおん
井戸尾根ピストンは、山と渓谷発表の急登ランキングで68位のルートです。
前を歩くデカザックの人たちは、避難小屋泊だとか。
前日も10人ほど泊まっていたみたいですね。
08:53 五合目(焼松)
ホントに天気がいい。
振り返ると、大源太山がバッチリ見えました。
紅葉のトンネルです。
09:20 六合目(展望台)
展望台より少し登った処の方が、展望が良かったかも?
これがあると云うことは ・・・ 、
やはり冬季も行けるルートなんですね。
七合目からは、谷川へと続く冬季縦走路や、
平標へと続く、谷川主脈縦走路、
その先に、苗場山などから、更には妙高・火打ウッスラと。
山の大きさ、広さを感じますね。
振り返り見下ろすと、随分登ってきたんだなぁーッ!!と感じます。
10:41 前巻機山(ニセ巻機)
深田氏の「日本百名山」では、前山と記載されているのが、ニセ巻機山。
ちなみに、巻機山前衛の威守松山の由来について同書では「清水の草分け阿部衛門尉の衛門尉から来たのでは?」と記載されていますが、別の説もあるみたいですよ。
10:48 巻機山避難小屋
中に入ると、手狭に感じますが、2階があるから30人くらいは泊まれるっぽい感じでした。
ここで、ランチに。
11:08 登山再開
振り返るニセ巻機からのルート。
11:26 分岐
ニセ山頂(標高1930m地点)で休憩してる人たちも、意外とたくさんいました。
ここが山頂だと思ってる人もいるのかな?
11:34 巻機山山頂
燧ヶ岳、平ヶ岳などなど。
そして、越後三山。
去年は、裏越後三山縦走をやって凄く良かったんで、いつかは越後三山縦走もやりたい処です。
11:58 巻機山避難小屋
12:08 前巻機山(ニセ巻機)
巻機山のTシャツを着てる人がいました。
かなーりカッコいいデザインだったんで聞いてみたら、地元の酒屋さんなら何処でも売ってるのでは?とのことでした。
13:07 五合目(焼松)
13:36 桜坂駐車場
下山後の蕎麦は、
嘗ては1番だと思ってたのが湯沢駅近くの「新橋」さんなんですが、ハーフへぎ蕎麦をやる様になってから味が落ちた様な気がする。
皇室御用達からの暖簾分けで有名な「小嶋屋」さんも、湯沢駅内にあり便利なんですが、ちょっと違うかな?
個人的には、石臼挽きの「中野屋」さんがイチオシなんですが ・・・・ 、
今回は、民宿上田屋さんの「山菜だらけ蕎麦」にしてみました。
どうですか、この標高~♪
コチラのご主人は、遭難対策救助隊の副隊長で、付近の山に詳しいんです。
巻機山だったら、山菜だらけ蕎麦かな?
蕎麦そのものは、あんまり期待しちゃいけませんが、これだけ山菜だらけの山菜だらけ蕎麦は何処にもないでしょう~!!
下山後、マイミクさんが近くにいると判明して送迎しようかと思ったけど、平標バス停ですれ違っただけに終わる。
帰宅後に、何故か ・・・ 、
そのマイミクさんが好きだったビッグボーイに行ってしまった。
駐車場:桜坂駐車場(普通車1日500円、半日300円、バイク300円)
トイレ:桜坂駐車場、巻機山避難小屋
標 高:巻機山(1967.0m)
標高差:桜坂駐車場より(1237.0m)
C T:約8時間45分
山と高原地図:越後三山(平ヶ岳・巻機山)
さすがに日本百名山、いい山なんですが ・・・ 、
やっぱり日帰りハイクは、日帰りハイクでしかないんだよなーッ。
~ 本来の冒険は、あくまで生命とひきかえの部分が、大なり小なりあるとみなさなければなりません ~
日本人の冒険と「創造的な登山」本多勝一著より。
もうちょっと、登山らしい登山がしたい。
とか云いながら、次も大菩薩嶺だったりします。