編笠山~管弦楽コンサート | 『 hike bike life 』

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基本アウトドア派の徒然ブログ。

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2012年08月25日(土)
 ~ 08月26日(日)

(≧∇≦)ノ 快晴です。

清里に入ると、ルーフをオープンにしているオープンカー比率が高かった。
美し森を過ぎると、富士山の眺めもバッチリ。
これは、本日の展望は期待出来そうです。

駐車場料金:無料(観音平)
トイレ:無料(同上)
標高:権現岳(2715m)
標高差:観音平より(1135m)
(初日)約2時間35分
(翌日)約4時間15分
山と高原地図:八ヶ岳(蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰)

09:34 観音平

観音平の駐車場は、あり得んくらい激混みだった。
みんな、今日のイベントを楽しみにして来たんだろうか?
後から後から、車やタクシーが来てました。

09:49 くらいむおん

青い空に、飛行機雲が綺麗。
登山口から、15分ほどで山頂のチラリズム。
今回は、フキョク(仮)さん、あらためアッキーナさんとシュトルムさんの3人でテント泊山行です。

しばらく歩くと、両サイドの樹々の隙間から、空が見えて来ます。
稜線に出るのかな?と思わせて、ナカナカ出ない。
それくらい、たおやかな山容なんですね。
さすが、編笠に似た山容から名前が付いただけはあります。

10:31 雲海展望台

久しぶりの快晴に、汗が噴き出してきます。
観音平の駐車場が車でいっぱいだったので、テント場もいっぱいでないか?心配だったんですが、テント装備を背負ってる人は少なかったんで一安心。

11:11 押手川

前回、来た時は水が流れてたんだけど、続く快晴からか干上がってました。

団体さんを抜きつ抜かれつだったんで、山頂で写真撮影や休憩渋滞にならない様に、少し長めに休憩したんだけどせっかく追い抜かせたのに少し行った先で団体さんも休憩してた。

(>_<) 空気読んで。

途中、シュトルムさんの脚がつる。
んで、山頂手前でランチに。


13:10 編笠山(2523.7m)

山頂標が逆光になったり、見にくかったりする処も多いけど、ここのは山頂標の向こうに赤岳や阿弥陀岳なども見えて撮影ポイントにはサイコー(写メ1枚目)です。
ギボシを赤岳だと思ってる人が結構いたみたいでした。
っつか、地図を見ながら「ギボシが山でないってのが不思議だよね」って話題に。
権現岳からの小ピークくらいの扱いなんだろうけどね。

13:34 青年小屋

早速、かき氷メロン(500円)とビール(500円)をゲット!!

まさか山で、かき氷が食べられるなんて想像だにしていなかったので、感激です。

夜のイベントの管弦楽のリハーサルもやってた。

キャンプ指定地(幕営料金:600円/人)の受付を済ませ、設営。
ちなみに青年小屋は、1泊2食(7800円)、素通り(4800円)、お弁当(500円)です。

今回は、焼肉山岳部の共同装備で新しいテントを買ったので、部員のテント泊デビューも兼ねているんです。

赤岳に行った時の経験から購入した、100均のスリッパも大活躍だった。
近くにテントを張った女子がやたらと愛想がいいなぁ~と思ってたら、お揃いのスリッパだったからかな?

前回のテント泊と違って、今回は日中は蒸し暑いくらいでした。
ちなみに、翌日の朝食に使う予定だった野菜類はちょっと臭いが心配だったので廃棄にしたくらいの暑さでした。
乙女の水場も、随分と水の量が少なかったし。

夕飯は、長野名物「蕎麦しゃぶしゃぶ」です。

簡単な鍋をやってから、最後に蕎麦をその鍋でしゃぶしゃぶって食べるんです。
人数が多い時にお薦め。

ワンダーフォーゲルの「テントの基本がわかる本」特集で真砂沢のテント場で、ラジヲを聞きながら天気図をつける大学山岳部員が載ってたのがナントナクいいなぁ~っと思って買ったラジヲを聞きながらウトウト ……… 。

管弦楽のコンサートが始まりそうなんで小屋にアルコールを買いに行ったら、玄関の処で演奏が聴けた。
テント泊の申し込み用のノートを見たら、自分たちの後が2頁くらい増えてた。
確かに夜にはテント場が、それなりにいっぱいだったもんな。

青年小屋で毎年8月の最後の週に開催される「夏の終わりのコンサート」。

発電機の音が響くんで、テント張るなら小屋から遠い方がいいかもね。
お酒を戴きながらクラシックの鑑賞。
大学とかの管弦楽サークルとかの人たちかと思ってたら、ちゃんとCDも出してるセミプロ?の人たちだったみたいでした。

テントに戻ると夜露で、結構濡れてた。
これから「まだまだ冷え込むよ」と云うと、幕営初体験のアッキーナさんとシュトルムさんはビックリしてました。
日中の暑さからは、想像できないですもんね。

03:00 起床

空には、満天の星と云う表現がピッタリの星空。
等級の低い星までハッキリ観えて、流れ星もたくさん。
星空観察会みたいなイベントって、楽しいのかな?って思ってたけど、こんなにハッキリ観えるんならやってみたいですね。
青年小屋のキャンプ場は、この星空を観ることだけを目的にでも、利用する価値は充分にあると思いました。

03:22 くらいむおん

街灯りも綺麗です。

ギボシへと向かう斜面は、5月に来た時は鎖場も残雪に埋もれてたんでルートが不明瞭でしたが、こうなってたんだなぁーッ。
権現岳の向こうには、富士山も。

04:45 権現岳

写真では伝わらないけど、モルゲンロートに照らされて、赤岳がウッスラと赤く(写メ2枚目)。
染まる赤岳を見ながら、珈琲でも飲みたい処ですね。

赤岳は、鉄分を多く含み、モルゲンロートに照らされると赤く染まることから赤岳と云う名前が付いたとか。
この赤岳の写真を撮る為だけに、権現小屋に1週間とか滞在するカメラマンもいるんですって。

富士山(写メ3枚目)も、ナカナカ素晴らしい。

権現岳は、編笠山よりずっと高いので、南アルプスが目線の高さに。
鹿の鳴き声も聞こえた。
木曽駒ヶ岳や北アルプスも、雲海に浮かんでいました。
なんだか、下山するのがもったいない感じ。
暗くて見えなかったけど、まだまだ花も咲いてましたね。

青年小屋キャンプ指定地へ戻りマッタリと撤収。

09:18 下山開始

下山は、編笠山の巻き道を利用します。
樹林帯で、時々展望があるくらいでした。
展望台も、朝には見えた富士山も見えず残念。
この巻き道は、湧き水の関係からか、初夏まで凍るらしい。

10:59 観音平

下山後は、パノラマの湯へ。
そんなに熱くはないんで、ゆっくり浸かれます。

帰りは、前回赤岳に行った時に寄った「たかね荘 美し森ファーム」で、チーズフロマージュを1ホール買ってお土産に。

これがナカナカ好評でした。

次は、編笠山から青年小屋で幕営して、西岳へと降りるルートもいいかな?
冬の夜空もいいかも!!

(次回予告)。

富士山のシーズンが終わる前に、今年はもう1度行ってみたい。
できるなら、雨天時の過酷な状況を体験してみたい。