秩父の百名山 | 『 hike bike life 』

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基本アウトドア派の徒然ブログ。

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埼玉県から登れる百名山となると「両神山」と「甲武信岳」と「曇取山」。

だか「曇取山」は、やはり東京都の最高峰だし、「甲武信岳」は「西沢渓谷」から登る山と云うイメージが強い。

やはり、秩父で百名山となると「両神山」しかない訳ですよ。

駐車場料金:500円(両神山荘)
トイレ:無料(清滝小屋)
標高:剣ヶ峰(1723m)
標高差:日向大谷口より(1063m)
昭文社の1:50000地図によると約6時間のコース。
山と高原地図:曇取山・両神山

先ずは、07:00に道の駅「ちちぶ」にて集合。

今回は、ソロでなくmixiの「登山が好き」コミュのイベントなんです。

07:40 日向大谷口

07:45 両神山荘

ここで駐車場料金を払って登山開始。
バッチもここで売ってます。

08:05 会所

ここが七沢滝コースとの分岐。
山名に神とつくだけあって、途中石仏など多いです。

08:55 八海山

新潟の日本酒で有名な八海山ではないですよ。


両神山の山名は、幾つか説があり、

1)イザナギ、イザナミの神を祀っていることから両神と呼ぶという説
2)日本武尊の東征のおりこの山を八日間見ながら通過していったので八日見山と名づけられた説

もしかしたら、この「八日見山」と「八海山」が関連があるのかなぁ~?などと思ってしまいました。

流石に埼玉だけに海は関係ないだろうと思いましたが、この辺りの岩の成分は地質学的には、チャート(SiO2 、水晶と同じ)という成分で形成されていて、チャートは数億年前に海底に沈んだプランクトン(放散虫)の化石からできたものなんだそうです。

この辺りは、地層が斜めになってました。

両神山を挟んで、上野村、南牧村、下仁田町の辺りは山が移動してきたことからジオパーク認定も受けているので、もしかしたら移動する力で押されたのでは?などと考えてしまいます。

誰か詳しい人がいたら教えてください。

09:34 清滝小屋

今は無人になった清滝小屋ですが、トイレやテント場なんかはあります。
トイレの水がエメラルドグリーンで、しっかり消臭剤なんかあってビックリです。

ちょい手前の弘法之井戸辺りからは雪が残ってたり、凍ってたりして滑りやすいです。

この後、長岡から来たと云うソロのオジサンが結構なスピードで抜いて行きました。

七沢滝コースとの合流地点~鈴が坂を過ぎ、産体尾根を過ぎると本格的に鎖場が現れます。

横岩の辺りでは、通る度にみんな「あっ、横岩だ」って云ってて面白かった。

10:41 両神神社

ここで小休止して水分補給しようと思ったら、

(・_・;) プラティパスの水が凍ってた。

11:20 両神山

見晴らしはサイコーです。

時期的なこともあってか登山者も少なく展望がじっくり眺められます。

そして、秩父の山ならやはり何処にいても「武甲山」だけはハッキリと分かるんだな。

鎖場の名所として有名な八丁峠の方向を見ると、噂通りの凄い起伏でした。

滑落者が埼玉県最多のコースでもあるんだそうです。


ここで、山専テルモス(FEK-800)の出番やぁ~!!

保温力は噂通りで、自分みたいな猫舌には舌をつけることも出来ないくらいに熱々でした(ちなみに、家に帰り着いた時点で、まだ湯気が上がってた)。

重さは、本体だけで400gです。
ジェットボイルFLASHがカートリッジ別の本体だけで476gだと云うことを考えると日帰りなら最適な装備と云えるんではないでしょうか?

個人的には、山で珈琲や紅茶を飲むと「今日は、そんな気分でない」とか思うこともあるんで、白湯(さゆ)を飲むのが好きなんですよ。

12:00 下山開始


12:27 両神神社
13:13 清滝小屋
13:39 八海山
14:25 会所
14:49 日向大谷口

歩行のみで、だいたい6時間くらい。

お風呂は、両神温泉「薬師の湯」へ。
足湯がなくなってました。
大広間では、オバチャンたちがカラオケ(無料)をやってた。


百名山だけに展望も素晴らしく、体力も消耗して、山に来たなぁ~って満足感はナカナカでした。