我が家の9歳の娘、えびね(仮名)。

最近難しいお年頃でして……。

先日のブログにも書いたのですが、子供の頃に親にしてもらって嬉しかったことは何か……?と考える機会がありまして、まず出てきたのが、耳かきと言うヘタレっぷり。



もっとどこかに行って楽しかった記憶とか、言われて嬉しかったこととか……。

思い出せない!!

そこで、発想を逆転

自分の嬉しいこと、好きなモノ、好きな音や香り……。等を思い出し、そこからなぜ好きなのか辿っていこうという。

そこで気づいたのは、私は『香りは記憶と直結していることが多い』

のです!!

例えば、サーファーやダイバーが着用する、ウエットスーツの独特のゴムっぽい匂い。
苦手な人も居るかもですが、ダイビングに打ち込んでいたときの楽しい記憶とリンクして、脳裏に美しい海が浮かびます。

身近なところで苺の香りは、特別なデザートで食べた、甘くて満足感を感じる香り。

沈丁花の香りは、実家の祖母の部屋の前に植えてあって、小さい頃は良く祖母の部屋に入り浸っていた懐かしい記憶。

和水仙の甘い香りは実家の庭で遊んだ楽しい記憶とともに。

チューリップの匂いは、連れて行ってもらった公園のチューリップ畑を駆け抜けた楽しくて仕方がなかった記憶。

ふわふわのお布団の匂いは、屋根に干してあるお布団に入り込んで怒られた記憶も。

未だに解明できないのですが、 L'OCCITANEと言うブランドの『レモンバーベナ』の製品は、どこか懐かしく、大のお気に入り。何が原因なのか、理由を思い出したいトコロ……。


 

 




さて、こんなに好きな香りから、記憶を引き出したところで、えびねにも聞いてみました。

「えびねが好きな匂いって何かある?」

「んー、マック?」
「え、マックって、マクドナルドのマック?」
「そう」
「え、食べたいってこと?
「それならピザ食べたい」

……そういう話をしてたんじゃないんだけどな〜。

「じゃ、行っちゃうか」

「やった!マック?」

「お昼作るの面倒だし!お母さん、チキチーかてりやきにしよう〜」

「私チキチー!」


結果、楽しい休日の昼下がりになりましたとさ……。