今日も幸せに過ごせました

ゴン太ママです


本当は荷運びをしないとなのですが…

目覚めの体調が劇的に悪くて

湯船に浸かりながら





先日観に行った映画

『PERFECT DAYS』の話をしたいと思います


主人公は、平山という中高年の男性

仕事は、公園や商業施設等のトイレ掃除

主演は役所広司さん。


先ず、役所広司さんの演技に

魅了されたということが一番なのですが

脇役の柄本時生さん、三浦友和さん等

ガチッとストーリーを支えています


中高年男性の何気ない日常

朝起きて寝るまで、休日の過ごし方まで

ルーティーンになっています。

無口な口下手なんですけど

お人好しでもある。

その中で、自然、趣味、人との距離感、

家族関係から特に大きな事件がある訳でない

日常での出来事を通して

平山の感情から人間性が垣間見れるような

ストーリーなのですが、


私は感情が揺さぶれました。

共感する場面が結構あったというか…


きっと平山も、沢山傷ついて

嫌悪感、罪悪感もあるのかも…

それを心の内側にしまい

趣味に拘り、

少しの自然の変化を敏感に感じ楽しみにして

今を生きる糧に変えている。

同じ日々の中でも、

少しの違いを新鮮に気付ける

性質は私と同じ繊細さんなんだと思いました。


本当は怒りたいこともあるけど

怒っても仕方ないし

人と何かを共有出来たらと思うけど

人や環境との距離感が難しい

達観しているようで出来ていない…



エンディング

私もあーいうときあるなぁ…って思って


本来の平山は

トイレ掃除をしている人ではなかったのでは?

色々な背景がありボロアパートに住み

軽トラに乗り仕事に就いている。

そこにプライドを感じるも、

けど謙虚に…。



人によっては

もどかしさもあるかも知れない

でも日常ってこうだよね…。

人種が違う…的な言葉があって

その理由がわかった時に

グッと来てしまいました


はじめは詰まらないのかな…と

思っていたのですが

知人が観て良かったという投稿に

ピンと来て観に行ったのですが

それが良かった


サブスクで観たら

きっと集中出来ていなくて

飽きてしまったかも知れないくらいの

平凡な日常なんだけど、

それが刺さった映画でした。


繊細さは似ているけど

私と決定的に違うのは

同じ日常を繰り返すということに

飽きてしまう…


これもまた性質なのか?

何せ中3で波乱万丈な生き方をしたいと

言った私です (^-^ゞ

もう、波乱万丈は卒業しているつもりですが

まだ繰り返しそうになっている

どれだけ平凡、普通が

一番幸せだとわかっているのに…

だったらもっと豊かな幸せに向かえばいいのに

どうしてもネガティブに戻ってしまう

何とか設定を変えていかないと 💦

パーフェクトデイズ


今この瞬間、瞬間、

何があってもなくても、

自分にとって完璧な1日

今日はそのことを頭に置いて過ごします。


監督がドイツの監督ということで

逆に日本人では気づかない何気ない日常を

丁寧に描写されているのかも知れないと

思いました


https://www.perfectdays-movie.jp/ 




写真は公式サイトからお借りしました。


いつもありがとうございます🍀