ゴン太ママです
ひとの記憶は曖昧で
良いのか悪いのか
日が経つと……忘れないと
心に刻んだ事も薄れていきます
婚約者のこと、
旦那のこと……
絶対に忘れないと誓った事も
曖昧な記憶で
必死に呼び起こす事が増えてきています
ゴン太のことは
忘れないうちに残したいと
ゴン太の最期の日として
綴っています
私の気持ちも
行動も…覚えているうちに。
足りないお花を買いに
外に出ました
スーパーを数件回りました
もう7時過ぎ
仏花しか残ってなくて
3件目で、
欲しかった
お花を購入出来ました
冷静に考えれば
お花屋さんが入ってる
スーパーへ行けば良かったのに
近くで済ませたいが
裏目に出てしまいました
今も思えば
心を落ち着ける為に
必要な時間だったのかもしれません
もう既に
記憶が曖昧になっています
プリンターが壊れてしまい
コンビニで写真を
プリントアウトしたのですが
いつしたんだろう。。。
エンジェルケアの間
だったような気がします
写真を見ながら
選びながら
涙していた……
そう、
まだお日様があった時間
いつもだと
空の写真も
何かを残しているのに
余裕無かったんですね……
気が動転していて……
相談する人もいない
全部ひとりでしないとならない
しっかりしなくちゃ……
ママが頑張る番だよね……
辛いよ
悲しいよ……°･(ノД`)･°･
車の中で涙しました
心細かった
私が私を信じないと……
頑張れ私。。。
ゴン太がいる
ゴン太が待ってる
私の心の支えでした
ゴン太の存在の
大きさを感じていました
ゴン太はいつも笑顔で
迎えてくれていました
落ち込んで帰っても
私がいることが嬉しい💕
と…言わんばかりに
ゴン太に
どんだけ甘えてきたんだろう。。
話を戻します、
希望通りのお花を購入して
母のところで
ご飯をご馳走になり
部屋に戻りました
暖房は使わないと
決めていました
ゴン太は
昨日と同じように
寝ています
違うのは
呼吸をしていない事
顔は昨日と変わらない
ゴン太がご飯を
食べられなくなってから
ゴン太の魂が
抜けている時間が
増えていっていました
特に
ここ数日は
意識が何度か戻る程度
意思表示も出来なくなっていました
病院で言われた通りに
ブロックアイスを3つ
ゴン太の布団に入れました
時折、
涙は出ましたが
昨日ほどでは
ありませんでした
それから少しだけ
部屋を片づけて
キッチンの床も
ゴン太のベッドが朝のままでした……
いつもは、
都度片付けていたのに
そう
ゴン太に朝ご飯を用意して
チャレンジしたけど
飲み込まない
流れるだけ
少しづつ
覚悟が出来るように
してくれていたんだよね
居場所と通り道を作り
そしてシャワーを浴びて
いつもより早く
ゴン太の隣に布団を敷きました
私も力が
抜けてしまい
早く横になりたかった……
冷たさや硬直を感じたくなくて
抱き抱える事はしませんでした
手を握って
肉球をぷにょぷにょしながら
時折起きて
ゴン太の頭を撫で
頭をゴンに付けて
小さい頃からの思い出話をしました
迎え入れたとき
始めてのペット
どうしていいのかわからなかった
本当に手探りでした
仕事もしていて
帰りも遅くて
ゴン太はいつも留守番で
ゴン太は1階
私達の寝室は2階
夜泣きも殆ど無く
始めから
本当に良い子でしたが
吠えない
鳴かない代わりに
ニコリともしませんでした
舌を出して
嬉しそうな顔をすること
あまり無かったんです……
歯の抜け替わり時期
ありとあらゆるものを
噛んでいました
外でトイレしない子だったのに
あるときから
マーキング王になり
外に出ると短い脚を上げる
出てないよ！
対象物を見つけて腰を振る
時に人形では無くて
人のこともあって💦
人の股間のニオイを嗅ぐ癖
これにはホトホト困りました
17年10ヶ月分話は
あるはずなのに……
どうしても
頑張ってくれたゴン太には
労いの言葉しか出てこなくて
愛してるよ
ありがとう
自慢のゴン太
宝物よ💕
痛くない？
横になってはいましたが
うつら……うつら……しながら
眠れない
時計の針はゆっくりと……
進んでいました
朝方……
いつの間にか寝ていて
目が覚めたら
７時を過ぎていました
シャワーを浴びようと
思ったのですが
ゴン太を抱けなくなる
°･(ノД`)･°･
布団をたたんで
ゴン太を抱いて残りの時間を
過ごしました
昨晩から
手は固くなることなく
ずっと柔らかくて
フワフワでした
ゴン太の身体は
氷で冷やしていたので
冷たいのに
毛がフワフワしていて
重さと温もりを感じることが出来ました
そう、
不思議な感じがありました
↑これは前日の写真です
夜泣きが凄くて
抱っこしていました…
抱っこと言うよりも
横になった私の上に乗せていた💦
この日…
ゴン太と一緒に沢山泣いたんです💧
ゴン太怖いよね。
ママも怖いんだよ…
ゴン太がいなくなるのが怖いんだよ
°･(ノД`)･°･
ゴン太の魂は
私にずっと抱っこしたまま
だったのかもしれません
なんとなく少し重たい
胸の息苦しさがありました
ゴン太を抱いていた
１時間は
時計の針が
今までの遅れを取り戻すかのように
あっという間に
過ぎていきました
そろそろ到着します
一度葬儀屋さんから電話が入り
焦りました
時間がない……
ゴン太と
離れたくない
キツく抱きしめました
ピンポンと
インターンフォンが鳴りました
つづく
書きながら
色々な記憶や思いが蘇ってきます
私の心の整理をする時間です
お付き合い頂きまして
ありがとうございます