シルヴィ・ギエムのライフ・イン・プログレスを観に東京文化会館へ行ってきた。

特にファンではないし、最近はコンテンポラリー作品ばかり踊っていたからしばらく彼女の舞台からは足が遠のいていた。
でも100年に1人のバレリーナと言われる人の引退公演ということで、観ておいた方がいいかな?と思いチケットをとってみた。
そんな消極的な感じなので、高額な席は遠慮してかなり上の階の安めの席。
でもほぼ中央で悪い席ではなかった。
ただ、オペラグラスを忘れたのはちょっと痛かった
ギエムや他のダンサーの表情や手足のもっと細部まで見てみたかったなぁ~
レンタルもあったけどお金掛かるから借りない笑

演目は全部で6つ。その内ギエムがちゃんと出るのは3つ。+ちょびっとだけ参加するのが1つ。
全てコンテンポラリー作品。
しかも、どれも照明暗い系。
自分でも心配していたことだが、予想以上にこれはキツかった汗
初めの「インザミドル~」から来た来た眠気!
途中迄は平気だったのに半分を過ぎたあたりからウトウトね・・・笑
2演目目は夕飯何食べようかとか他のこと考えながらぼーっと観てたせいか意外と平気だった爆
休憩挟んで、その後の演目はもうね・・・スミマセン反省
気合入れて観に来てる人には信じられない話だろうが、ギエムが出ていようがいまいがウトウトしたりちゃんと観たりの繰り返し。
ギエムの踊りにすごいな~とは思うものの眠いものは眠いのである。

そんな私でもカーテンコールは感動した。
ギエムは完璧なだけに冷たくてツンとしている様なイメージがあるんだけど、そうじゃなくて優しくて温かい人なんだっていつもカーテンコールの時に感じる。
それなのに何故か毎回それを忘れて次に舞台観るまでは冷たいイメージに戻っちゃうから不思議えへへ…
今日は大拍手でなかなか終わらない長いカーテンコールだった。
誰かの引退公演に来たのは初めてだったけれど、こういうものなのかと感慨深かった。
ウトウト観てたくせになんか涙ぐみそうになった。

はじめ出待ちしようか迷っていて、念のためサインペン持ってきてたんだけど、プログラムも買わなかったし、長い間外で立って待ってる気力もないし、何よりこんないい加減な見方しといて申し訳ないし、さっさと帰ることにした。
下町ロケットも待ってたしね~♪