山は緑に燃え

日差しはすでに

晩夏を凌駕してしまっている

すべてが狂えば

狂気とは呼ばれなくなる

だから僕は

君を

いや

世界をそそのかし続けている

軽い錯覚が幻覚だと言い張り

ほろ酔いの粘膜が

超越の味を語り始めると

僕のバランス感覚が

整列し得ないロジックに

マエヘナラエ!

号令をかけ始める

言語中枢が酩酊を享受してようやく

僕の平安があくびの涙目に溺れ始める

解読されない暗号の

それでもいいと貫く美学が


まあ

いい気分ではある




山は緑に燃え

日差しはすでに

晩夏を凌駕してしまっている

すべてが狂えば

狂気とは呼ばれなくなる

だから僕は

君を

いや

世界をそそのかし続けている

軽い錯覚が幻覚だと言い張り

ほろ酔いの粘膜が

超越の味を語り始めると

僕のバランス感覚が

整列し得ないロジックに

マエヘナラエ!

号令をかけ始める

言語中枢が酩酊を享受してようやく

僕の平安があくびの涙目に溺れ始める

解読されない暗号の

それでもいいと貫く美学が


まあ

いい気分ではある