山の端という地平線が
350°見渡せるということ
山に囲まれたこの街に生まれ育った
平野育ちの方などは
圧迫感が凄いと言われたりするけれど
こんなところに住んでいる人は
息苦しくないのかしらとか
言われたこともあったけど
山が見えない
地平線が見えない環境は
僕にとっては逆に
不安でしかないんだ
山の分
朝は少し遅く 夜も少し早い
けれど
晴れが多いから
日照時間は結構長い方なんだよ
山の端という地平線が
ずっと見渡せるということ
この大地にイダカレテいるという感覚
ずっと大嫌いだったこの場所と
そこに住む自分とが
少し愛しく思えたアサアケドキの
たぶん愛してるに近いナニカ
それはいつも
君に伝えたいナニカなんだ