真夜中 

夕方から静かに始まっていた頭痛の種が前頭葉の後部やや右よりの頭蓋の内壁で発芽した

かなりの強度の痛みに身動きも出来ず僕は

脂汗を全身にかいていた

頭痛薬 とか すでに夜中 空腹時服用の不快感を防ぐために

バナナを少々とか そんな段取りを踏むどころではない

痛みをごまかす為に ドラムスティック頭蓋骨ゴロゴロマッサージによる

別の刺激で誤魔化すぞ作戦発動の為の距離的に2m以内の足元のどこかにあるはずのスティックケースをまさぐることさえ出来ない

ふと 

これは霊障なのかという思考が脳裏をよぎる

この数日

帰宅して この部屋にいると調子が悪いのだ

気のせいと 確信が同時に存在して

だけど 異常に身体が重いことだけは確かなのだ


結構強い

っていうか

今までで最強レベルだろう

すでに形態のようなものを持たず

ただ念の雲として存在する


いつもは こういったことは記述しないのだけど

今回は抱え切れずに弱音を吐くことをお許し願いたい


負けるかもしれないのだ

同じ苦しみなら

出来るなら生きている魂へコミットしていきたいのだけど

背負った宿命なのかなんなのか


呪ったって汚れるだけだ

それを伝えるだけだ

それがムズイ


ああ

具合悪い!


ᕦ(ò_óˇ)