・・・・結局見つからなかったのだが

途中まで一緒に帰ることになった。・・・・


<--Previously on the story





「で、レポートは終わったのか?若者」


「何とか終わりましたよ もーくたくた」


「飯食った?」


「いやいやそんなヒマないし」


「じゃさ。マジでのみに行くべ?」



@$%#!(゚∀゚)!!



正直嬉しかった。まさか本当に(二人きりで)

呑みにいけるなんて、想定外だったから

こんなチャンス、なかなかない



しかしまた

「うっそ」☆ヽ(▽⌒) キャハ

とか言われると恥ずかしいので



「お、いいねーのった」


と(内心ドキドキだったが)

冗談ぽくタメ口で答えてみた。



すると意外にも彼女は

そのあと冗談は口にしなかった






彼女のお気に入りのお店があるという駅で降りた。

とても手を繋ぐような関係ではなかったが

かなり密着して歩いていた。



「うおp-いい女」

「あんな綺麗なオンナと一緒にいやがって」



そんな感じの光線が

次々に私に突き刺さった。

なんかくすぐったい気持ちだった。



彼女のお気に入りのお店に到着した。

おしゃれなバーを想像していたが

結構気さくそうなイタリアン風のお店だった。



「ちょっくら見てくるね」


そういって彼女がお店に入っていくと

すぐに出てきてこういった



「残念。これから貸切入ってるんだって」


「じゃ他でもいいですよ」


「うーん。この辺みんなイマサンなんだよね」


「本当にどこでもいいですよ」


正直な気持ちだった。



すると彼女は私を覗き込んで



「ホントにどこでもいい?(@。@)」


と聞いてきた。



内心かなり萌えた



「うん」


と私が答えると



「よっしゃ」

「黙ってついといで」



といって繁華街からは明後日の方向に歩き始めた。



え?,(゚O゚;,

っと思ってついていくと

一見の何の変哲もない酒屋に到着した



居酒屋ではなく酒屋





え?この中で食事できるところがあるのかな??

どいういうこと?



彼女はビールやら日本酒やら

お菓子やら惣菜を詰め込んだ。


会計をすませてまた歩き始めた。



ライトアップが綺麗な公園が見えた

あ、ここで食べるのか



ま、程よい暑さだし、

こんなのもデートみたいでステキかも



そう思って後ろからくっついていった。

しかし・・・・






なんとその公園を通り過ぎてしまった。



え?(?_?) ここじゃないの?



10分くらい歩いたか

1件のボロアパートに到着した。



カンカンカンカン

古い金製の階段を上り始めた。

「汚いけど入って!」


$%#&!!




正直驚いた。そこは

彼女のような美人が

とても住んでいるとは思えない

アパートだったからだ。



私は予想外の展開にドギマギした。



なにせ一人暮らしの女性の家に上がること自体

ドキドキモノなのに

それが憧れのオネーさん





「あ、でも、あの、その

いいんですか? その・・・(彼氏とか)」


オロ(;゚Д゚)ノヽ(д゚;)ノヽ(゚ )ノヽ( ゚)ノヽ(;゚д)ノヽ(゚Д゚;)オロ

キョドってる俺。。


てゆかドサクサ紛れに

彼氏いるか聞いちゃった。



「いいの。いいの。遠いいし」
(やっぱりいるよね。。。orz)


「でも(車で)来ちゃったら?」


「ここ姉貴と2人暮らしだから

彼来た事ないの。」


(お姉さんいたんだ)

「急に来ちゃってお姉さんにも悪くないの?」


「今週いっぱい会社の研修でいないんだ。」

「もーそんなことはいいからどうぞ」






私は期待と不安を胸に秘め

彼女の家に入った。



To be continued...