繰り返し話す人にイライラするとき|実は心の深い理由があるんです | 囚われの人生からの脱出!もっと自由に生きる心理学〜命のちから心理セラピー講座〜インナーチャイルドセラピー

囚われの人生からの脱出!もっと自由に生きる心理学〜命のちから心理セラピー講座〜インナーチャイルドセラピー

東京池袋の隠れ家的一軒家セラピールーム。公認心理師常駐。インナーチャイルドカードを使って心と対話をする技術を教える活動を通じて、多くの人が幼少期の体験の影響を無自覚に今も受けていると知りました。。それに気づいてもっと自由に生きられるようサポートしています。

「ねえ、それさっきも聞いた…」
「またその話?何回目?」

 

サムネイル

そんな風に、同じ話を何度も繰り返す人に、ついイライラしてしまうこと、ありませんか?

 

身近な家族や同僚

友だち、ご年配の親御さんなど。

 

繰り返される話に

「聞いてられない…」と思ってしまうのは

実はよくあることなんです。

 

 

サムネイル

でも、そこには「ちゃんと聞いてほしい」という、心の奥のメッセージが隠れているかもしれません。

 

 同じ話を繰り返す人は「リアクション」を求めている

 

実は、同じ話を繰り返す人には

まだ満たされていない気持ちがあります。

 

それは「もっと共感してほしい」

「わかってほしい」という感情の共有欲求。

 

たとえば

「昨日あんまり眠れなかったんだよね」

と話しかけたとき、

 

「ふーん」とだけ返されたら…

もう一度話したくなりませんか?

 

でも、

「そっか、それはしんどかったね」

と返されたら・・・

きっともう言わなくてもよくなるはず。

 

サムネイル

そう、【気持ちに反応が返ってきた】ことが、話の終わりに繋がるんです。

 

 実際の体験からわかること

 

これは、私が高齢の母との会話で実感したことでもあります。

 

母は「昨日も眠れなかったの…」

と何度も繰り返し話してきます。

 

私が「そうなんだ」とだけ返すと

その話は何度でも続きます。

 

でも

「それはつらかったね」と言ってあげると、

「そうなの」で終わるんです。

 






 

 

つまり、大事なのは
「情報」よりも
「気持ちの受け止め方」

 

相手が求めているのは
わかってもらえた感覚なんですね。
 

 

 イライラする前に
ちょっとだけ視点を変えてみて

 

同じ話をされると、つい
「また?」と思ってしまいますよね。


でも、それはあなたに気持ちを伝えたいという
サインなのかもしれません。

 

だからこそ、

「それは大変だったね」
「それ、悔しかったよね」


そんな風に一言添えるだけで
相手の気持ちはスッと落ち着くこともあります。

 

 

 逆に、あなた自身が繰り返してしまうときは?

 

 

「私、また同じ話してるかも…」
と気づくこと、ありませんか?

 


そんなときは、自分でも気づかないうちに

「気持ちを分かってほしい」サイン
発しているのかもしれません。

 

 


「こんなに話しちゃって…」
と責める必要はありません。

まずは自分の気持ちに
自分で気づいてあげることが大切です。


 

 共感は、心を落ち着かせる
スイッチになる

 

 

同じ話を繰り返すのは

単なる「くどさ」ではなく

満たされない気持ちのサインであることが多いのです。

 

ほんの少し、受け止め方を変えてみるだけで

会話の雰囲気も、人間関係のストレスもやわらぐかもしれません。

 

 

サムネイル

相手の気持ちも、自分の心も

そっと大事にしてみてくださいね。

 

 

【同テーマでYouTube配信中】

このテーマについて

動画でもじっくりお話しています。
 

具体例や心理的な背景についても丁寧に解説していますので、
ぜひこちらもご覧くださいね♪