【心の整理術】「許せない」気持ちがつらいあなたへ。自分を苦しみから解放する方法 | 囚われの人生からの脱出!もっと自由に生きる心理学〜命のちから心理セラピー講座〜インナーチャイルドセラピー

囚われの人生からの脱出!もっと自由に生きる心理学〜命のちから心理セラピー講座〜インナーチャイルドセラピー

東京池袋の隠れ家的一軒家セラピールーム。公認心理師常駐。インナーチャイルドカードを使って心と対話をする技術を教える活動を通じて、多くの人が幼少期の体験の影響を無自覚に今も受けていると知りました。。それに気づいてもっと自由に生きられるようサポートしています。

 

「どうしても許せない」
「今でも思い出すと苦しくなる」

 

そんな出来事や感情が

気づかないうちにずっと心の中に残っていて、
 

ふとした瞬間に

あなたをそっと苦しめてはいませんか?

 

怒り、悲しみ、悔しさ、

裏切られた痛み。

 

サムネイル

それらは、あなたが誰かに傷つけられたときに自然に生まれた

大切な感情です。

 

だからこそ

「そんなふうに感じるのはダメ」

「早く忘れないと」など

自分を責める必要はまったくありません。
 

それでも、その気持ちを長く抱え続けていると

自分の人生の流れや心の自由までもが

少しずつ縛られていくことがあるんです。

 

 

 

なぜ「許せない気持ち」が

こんなにも苦しいのか?

 

「許せない」という気持ちは

「謝ってほしい」

「償ってほしい」

「正しさを証明したい」

という心の叫びです。
 

でも、それらはすべて

相手がどうするかにかかっています。

 

 

・謝ってもらえるかどうか

・償ってもらえるかどうか

・相手が自分の痛みに気づいてくれるかどうか

 

これらは、自分ではコントロールできないことですよね。

 

だからこそ、「許せない」という状態は

まるで自分の気持ちや行動の決定権を

相手に握られてしまっている状態とも言えるのです。

 

このとき、自分の人生の主導権は相手の手にあり

自分の心は「どうにもならないこと」によって縛られ続けます。

 

サムネイル

これが、「許せない」が生む根深い苦しみの正体です。

 

許すことは「感情」ではなく

「意思」の選択

ここで大事なのは

「許す」とは

何も感情の問題ではないということ。
 

怒りがあるうちは

許すなんて無理……

そう感じるのは当然です。

 

でも、許すというのは感情ではなく

意思の選択です。

 

気持ちはまだ許せていなくても、

「私はもう責めるのをやめよう」

自分で決めることはできます。

 

この決断によって自分の人生の主導権は

再び自身の手に戻ってきます。

 

サムネイル

これが、「許せない」から

自由になるための最初の一歩です。

 

許すことは「自分を責めること」ではない

 

「許す」という言葉に違和感を持つ方は多いと思います。
 

「相手を許す

=自分が悪かったと認めること」

と感じてしまう方もいるかもしれません。

 

でも、それは誤解です。

 

許すとは、相手を免責することではなく

自分自身をこれ以上苦しめないための選択です。

 

相手を許すことで

「自分が悪かったことになる」

わけではありません。

 

むしろ

「あのとき本当につらかったね」

「よくここまで頑張ったね」と、

 

傷ついた自分を受け入れ

慈しむことにつながっていきます。

 

過去の出来事をなかったことにするのではなく、

それもまた自分の人生の一部だったと静かに受け入れていく。

 

そこから、心の深い癒しが始まるのです。

 

許す自由も、許さない自由もある

 

無理に許す必要はありません。

許すかどうかは、あなたの自由です。

 

今の段階で

「やっぱり許せない」と思うなら

それも自然なこと。

 

無理に許そうとする必要はありません。

 

心の準備が整っていないうちは

「許そうとすること」さえ、心の負担になるからです。

 

でも、もしも長い間「許せない」

という気持ちに縛られて苦しいのだとしたら

 

“許す”という選択肢が自身を自由にすることもあるのだと

ぜひ覚えておいてくださいね。

 

サムネイル

その選択は、相手のためではなく、あなた自身の心のためにあります。

 

 

許すことは、過去を美化することでも

忘れることでもありません。

 

それは、「確かにあのことはあった」

と認めたうえで、

 

自分の人生をこれからどう生きるかを

自分で選び直すことです。

 

そしてそのとき、あなたの人生の主導権は

確かにあなたの手に戻ってきます。

 

 

これからの毎日を

少しずつ軽やかに歩んでいけますように。

 

同じテーマでYouTubeでも詳しく解説していますので
こちらもぜひご覧くださいね♪