「自分と向き合っている」のに癒やしが進まないと感じるときは | 囚われの人生からの脱出!もっと自由に生きる心理学〜命のちから心理セラピー講座〜インナーチャイルドセラピー

囚われの人生からの脱出!もっと自由に生きる心理学〜命のちから心理セラピー講座〜インナーチャイルドセラピー

東京池袋の隠れ家的一軒家セラピールーム。公認心理師常駐。インナーチャイルドカードを使って心と対話をする技術を教える活動を通じて、多くの人が幼少期の体験の影響を無自覚に今も受けていると知りました。。それに気づいてもっと自由に生きられるようサポートしています。

 

 
セラピーに関わっていると
「自分と向き合う」という言葉をよく見かけます。
 
私も使うこともあります。
まあ、普通の言葉ですよね。
「自分と向き合う」
 
  • 自分を知る
  • 自分を理解する
  • 自分を癒す
  • 自己成長を促進する
 
これらの目的のために
「自分と向き合う」ことが有効だとされます。
 
それで、「自分と向き合う」を実践されている方も多いと思います。
順調に目的に向かっている感じがする方はそのままで。
 

 

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今日は「自分と向き合う」ことをしているのに、なかなか目的に向かっていけない感じや空回りする感じにお悩みの方に向けて書いています。

 

 

 
私がまずお勧めしたいのは、
「自分と向き合う」と言った時の
「向き合う」のイメージを確認することです。
 
 

 

    

あなたにとって
「向き合う」とは
どんなイメージですか?

 

 

 
私にとっての「向き合う」イメージは
次のようなものです。
 
 
まず、向かい合って立つ
つまり自分を見るもう一人の自分がここに存在します。
 
両者には一定の距離があります。
つまり離れています。
一体ではありません。
 
離れているから向かい合うことができるのです。
 
私が時々、「自分と向き合っているがうまく癒しが促進しない」と聞くときに感じるのは、
この一定の距離の欠如です。
 
 
 
「自分と向き合う」と言いながら
まるで「自分の中に頭から飛び込む」かのような(笑)気配を感じることがあります。
 
 
飛び込んでしまったら
向き合うことはできません。
 
 
飛び込んでしまった場合の多くは
感情や思考の渦に飲み込まれて身動きが取れなくなり、癒しどころではなくなります。
 

 

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「自分と向き合う」ことを可能にするのは
そこに常に向かい合って立つもう一人の自分を置いておくことです。

 

 
まずここがクリアされているか?
確認してみることをお勧めします。
 
 
 
次に、向かい合って立つ自分は、自分を眺める自分なわけですが、その眼差しが重要です。
 
その眼差しが批判的なものであったり
いたずらに哀れんだり、さげすんだりするものであってはなりません。
 
 
その眼差しは、限りなくニュートラルで、寛容であるべきです。
この寛容さは慈悲深さに繋がるものです。
 
 
「自分と向き合う」時
この距離感と眼差しが揃えば、
必ずや自己理解と癒しが促進することと私は思います。
 
「自分と向き合う」ことをしているつもりなのに、うまく行かない感じがする人は、
 
  • 頭から飛び込んでいないか?
  • 眺めるその眼差しはニュートラルで寛容?
チェックしてみてくださいね。
 
 
 
「チェックしたけど、それができないんだよ!」という場合は
その感覚を掴むために、セラピストの手をかりると良いです。
 
自分よりも他人の方がそれはやりやすいのです。
 
ひとたびその感覚を掴めれば
「自分と向き合う」ことがたやすく、軽々とできるようになりますよ。
 
この力は一生成長し続けてゆく時の宝になります。
そこにもう重苦しさはありません。
 
 
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今日も最後までお読みくださってありがとうございました。
セラピストの力を借りたいと思われましたらぜひご相談下さい。