人を変化から遠ざけるもの | 囚われの人生からの脱出!もっと自由に生きる心理学〜命のちから心理セラピー講座〜インナーチャイルドセラピー

囚われの人生からの脱出!もっと自由に生きる心理学〜命のちから心理セラピー講座〜インナーチャイルドセラピー

東京池袋の隠れ家的一軒家セラピールーム。公認心理師常駐。インナーチャイルドカードを使って心と対話をする技術を教える活動を通じて、多くの人が幼少期の体験の影響を無自覚に今も受けていると知りました。。それに気づいてもっと自由に生きられるようサポートしています。

 

セラピーに携わっていると、実に多くの方が、
 
「人生を変化させたい」
 
とおっしゃることに気づきます。
 
 
それは考えてみれば、当たり前のことかもしれません。
 
私が提供しているサービスは「セラピー」や「セラピスト養成講座」ですから、セラピーを受けようという方は悩みの解決を、講座を受けようという方はセラピストになるなり何なり、何らかの変化を求めて受講されるわけです。
 
どころが、驚くことに、
実に多くの方が、
 
「変化したくない」
と訴えていることに気づきます。
 
別の人が、ではありません。
同じ人が、です。
 
つまり、
 
「変化したい」
とおっしゃる人が、
同時に
「変化したくない」
と訴えているのてす。
 
 
「変化したい」は意識の叫びで、
「変化したくない」は潜在意識の叫びかもしれません。
 
口では「変化したい」と言い、
行動は「変化したくない」を示します。
 
「変化したくない」ことを示す行動にはいくつかありますが、
一つ目は「理由探し」です。
 
今の自分の悩みの理由を探し、見つけると同時に「だから私はこうなんだ」と納得する。
 
ここで留まり、先に進まなくなるとき、私たちは変化することが出来ません。
 
「何か」(探し当てた理由)のせいにし、そこに留まる様はまるで、
大手を振って現状に滞在する許可証を手に入れたかのようです。
 
例えばそれは、「親の育て方」だったり、「誰かの言動」だったり、「過去に自分の身に起きたトラウマ的な出来事」だったりします。
 
 
私のセラピーでは、過去を探ることはしますが、それは理由をそこに見つけて納得するためではなく、そこに囚われている状態から脱して先に進むためです。
 
囚われがあるかどうかは、そこに「悪者がいるかどうか?」で見当をつけることができます。(あくまでもその人の心象風景の中に、です)
 
「悪者」がいないと、「○○のせい」に出来ませんから。
 
以前からよく言っていることですが、例えばインナーチャイルドセラピーが中途半端に終わっている時、
心の奥底では「親が悪者」になっていたりすることが珍しくありません。(残念ながら)
これはまだ道半ばであり、そこに囚われが残っています。
 
 
「変化したくない」ことを示す行動の二つ目は、
不平不満を言い続けること、です。
 
現状への不満は変化への起爆剤になりますが、
 
それは不満を解消するための行動に繋げたときの話であり、
 
それをしないで不平不満を言い続ける時、それは私たちを現状に繋ぎ止めます。
 
この時のサインは次のようなものです。
 
「今までずっとこうだったから・・・」
 
「起きたことは変えられないから・・・」
 
「変われるような気がしません」
 
「どうしたら変われるのか分かりません」
 
「諦めの気持ちが強いです」
 
これらは全て、
「変わる」ことより「変わらない」ことを選んでいるのです。
 
ここで必要なことは
「どうしたら変われるのか」は分からなくて良いから、ただ「変わる」と決めることです。
 
 
それでもね、前述のような言葉で尻込みをしながらも、本当は諦めてはいないのですよね。
 
だって、だから今私の前にいる。
 
本当に諦めていたら、ここにセラピー受けに来ていないと思うのですよ。
 
だから私は、その方が口では何と言おうとも、諦めない。
 
その方が本当に自分を諦めて、
この場からいなくなるまでは。
 
いつもそう思っています。
 
大切なのは自分を諦めないこと。
 
今日も最後までお読みくださってありがとうございました。
 
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