寛容さの秘訣 | 囚われの人生からの脱出!もっと自由に生きる心理学〜命のちから心理セラピー講座〜インナーチャイルドセラピー

囚われの人生からの脱出!もっと自由に生きる心理学〜命のちから心理セラピー講座〜インナーチャイルドセラピー

東京池袋の隠れ家的一軒家セラピールーム。公認心理師常駐。インナーチャイルドカードを使って心と対話をする技術を教える活動を通じて、多くの人が幼少期の体験の影響を無自覚に今も受けていると知りました。。それに気づいてもっと自由に生きられるようサポートしています。

私はよく「寛容だね」と言われます。
確かに、人に何かされて腹を立てるということが比較的少ない方だと思います。
 
それには
いくつかの理由があります。
 
ひとつは、よく言われることですが、
「人には多様な価値観や個性がある」
という事実を、疑いようもなく実感し、受け入れ、尊重している。
ということです。
 
私は人を変えようとは思いません。
 
 
人が変わるのは、
その人が変わると決めたときだけなのであって、
 
私が変えようとすることに
何の効果もメリットもないことを知っています。
 
 
 
ふたつめは、
「プロセス」
という視点を持っている
ということです。
 
人はどこかに向かうときに必ずプロセスを経ます。
いつも、どの瞬間も、
それは人生という視点で見れば
ゴールではなく、道の途中です。
 
自分も人生の道半ば、
人も人生の道半ば。
 
今経験していることは、
この瞬間のプロセスであり、
次の瞬間は移り変わってゆくのだとしたら、
 
今この瞬間に目くじらを立てる必要はどこにあるでしょうか。
 
「ああ、今はそうなんだ」
と感じるだけで、
私には十分です。
 
 
 
とここまで読んでくれた方は
 
「悟りきったようなことを」
 
とお思いでしょうか?
 
でも、そうではないのです。
 
私は、上のふたつの視点からものを見るが故に、
人に腹を立てることは少ない方ですが、
 
だからと言って、
人に何をされても腹が立たないということではありません。
 
当たり前ですが、
されたら嫌なことはあります。
されたら不快なことはあります。
 
そういう時はどうするか?
 
我慢はしないことです。
 
まず私は、
可能ならば先に伝えておきます。
「私はこれだけは嫌です」
と。
 
関係性の中にルールを持ち込める場合は、これだけで、
どんな時でも快くいられる自分になります。
契約によって作られる関係性ではこれが可能です。
 
 
一方、
ルールを事前に決めない関係性の場合。
これは、その関係性を維持する必要性があるかないかで2つに分かれます。
 
維持する必要性がない場合は、
もう2度と関わらなければよいだけです。
 
例えば、私の場合は
「この人と一緒に仕事をしたいか?」という観点で、そのボーダーラインに触れてしまうことがあった場合は、2度と一緒にお仕事をするという選択はしません。
 
ちなみにそれは大概「誠実さ」に関わることが多いです。
 
私の感じる不誠実さとは、心に思っていることと言葉がズレている(つまり心にもないことを言う)こと。
 
私は、自分自身が「心にないことは言わない」主義なので、そうでない人と関わるとエネルギーをロスして疲れてしまうのです。
 
さて、では関係性を維持する必要性がある場合はどうするが?
 
家族のように切れない縁とか、
自分にとっての成長の課題などの場合は、終わらせないで取り組む必要がある時もあります。
 
このパターンが一番難しいですが、
コミュニケーションが解決の鍵となります。
 
理解し合い、歩み寄り、折り合いをつけるためのコミュニケーション。
 
いずれにせよ、
 
私が私であるように
その人もその人であり続け、
 
そんなふたりが
時に出会い、
時に離れ、
 
それらの体験を
人生の道の途中で味わうことを楽しむ。
 
それがよいと思っています。
 
今日も最後までお読みくださってありがとうございました。
 
サムネイル

YouTube始めました!
チャンネル登録してくださると、大変喜びます。
右矢印心理師ろこさんの等身大心理

 

 

対人関係が苦手で
人生が苦しいと思っている人に向けて
楽に生きられるようになる

「心の話」をお届けします。

 
image