意味づけ☆まだ見たことのない世界 | 囚われの人生からの脱出!もっと自由に生きる心理学〜命のちから心理セラピー講座〜インナーチャイルドセラピー

囚われの人生からの脱出!もっと自由に生きる心理学〜命のちから心理セラピー講座〜インナーチャイルドセラピー

東京池袋の隠れ家的一軒家セラピールーム。公認心理師常駐。インナーチャイルドカードを使って心と対話をする技術を教える活動を通じて、多くの人が幼少期の体験の影響を無自覚に今も受けていると知りました。。それに気づいてもっと自由に生きられるようサポートしています。

私たちはしばしば意味づけをしますね。
 

これってこういうこと。
それってそういうこと。

 

これ、それ、という「事実」に対して、
こういうこと、そういうこと。

という「解釈」を与える。

 

 

意味づけとは解釈であり、
人間だけに与えられた脳の機能です。

 

それは人間の認知の仕組みであり、
人間が他の動物とは違った理性的な思考を持てる所以でもあります。

 

そしてね、
意味つけは私たちをしばしば楽にしてくれる。
安心させてくれる、という作用ももたらします。

 

 

私たちには、
得体の知れないことには恐怖を覚えます。
 

原因不明の病気は治療法も分からず

不安極まりないけれど、
 

診断名がつくと

治療法が確立して少し安心するように。

 

ということは逆に、
私たちは安心するために意味づけをする。

という側面もあるのかもしれません。


それってそういうこと。
とわかれば安心する。
 

得体の知れない恐怖を感じなくて済む。

 

それってそういうこと。
ちょっと安心した。

 

その安心は、
感じていた不安が大きければ大きいほど、
私たちにとって救世主となる。

 

それって、そういうこと。
安心した。

 

それはもう解決も改善も探求も必要ない。
というお墨付き。

 

 

そう、私たちは、理解したと思ったものは、それ以上理解しようとしない。

 

わかった。
だからもう理解しようと努める必要はない。

 

それってそういうこと。
という解釈、意味づけによる安住・安定は、
私たちが他の可能性を求めることを阻害する。

 

コミュニケーションが行き違ったのは、
水星逆行のせい。

 

そうね。
でも本当に?
 

伝わるように努力する余地はなかった?

メールはいつも、数%の不達の可能性があるよ。

 

電話が繋がらなかったのはご縁がなかったから。

 

そうね。
でも本当に?
 

ただ不在だった可能性は?
かけ直したらいつかは繋がるよ。

 

申し込んだセラピーの日に
体調が悪くなったのは、
行くな、というサイン?

 

そうね。
でも本当に?
 

たまたま、という可能性は?
はたまた、自分と向き合うことへの抵抗かもよ?

 

やったことがうまく行かない。

だから今はタイミングじゃない。

 

そうね。

でも本当に?

 

うまく行くまでやらなかっただけかもね?

 

というように、
いつも、どのように事象にも、

 

無数の解釈という意味づけがある。

 

 

どれを選ぶのも自分次第。


その意味づけに

自分が逃げこんでいないか?
 

その意味づけは

自分を幸せにしているか?
 

その意味づけは

自分を望む方向に近づけているか?

 

よーく

自分に聞いてみたらいい。

 

そして時に意味づけや解釈をしないでみる。
という選択も面白い。

 

無限の可能性に開いたまま、
ただ出来事とともにあるという状態。

すごく不安かもしれない。

 

でも、いつもの安心を手放した先にある
新しい可能性。

 

まだ見たことのない世界がそこにある。

私はそれが見たい。

 

 

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