人の言葉に傷ついたこと、ありますか?
一度もないという人はいないでしょう。
誰しも一度や二度はあるでしょう。
あるいは、傷つきっぱなし、と言う人もいるかもしれません。
かくいう私も子供の頃は、
人の言葉にいちいち傷ついてしまう繊細な子供でした。
あれは小学校高学年の頃でしょうか?
「 どうして自分はこんなに傷つきやすいんだろう?
こんなに傷ついてばかりじゃ生きていくのが大変。」
と思ったことを覚えています。
ここで大概は
間違った方法で対処してしまうのです。
心を閉ざして、人と関わらない。
とか
常に最悪の事態を想定して、期待しないようにする、とか。
まー、私もやりました(^_^;)
確かに、傷つくことは減ると思います。
でも、これをやると、人が怖くなります。人生がつまらなくなります。(そのメカニズムはまたいつか)
で、今日は。
人の言葉に悪戯に傷つかなくなる方法をお伝えしますね。
誰かに
「お前はダメなヤツだ!」
と言われても
即座に
「自分はダメなヤツじゃないもん!」
と思えれば、何ら傷つかないのです。
「お前はダメなヤツだ!」
と言われて傷つくときは
実は自分が自分で
「自分はダメなヤツなのかもしれない」
と受け入れてしまっているときです。
以前こんなことがありました。
自宅てお教室を始めようとしていた女性が、「夫の言葉に傷ついた」とおっしゃいます。
どんなことがあったのですか?
「『教室の先生は、大変な仕事なんだ。責任も重いし、生半可な気持ちで出来ることじゃない。お前には無理だ。』と夫が言いました。」
なるほど、それで、どう感じましたか?
「傷つきました。悲しくなりました。そんなこと、言われなくたって分かってるよ、って思いました。」
・・・
言われなくたって分かってる?
何を?
教室の先生は責任重くて大変だってこと?
そんな仕事は自分には無理だってこと?
ね、
ご主人の言葉は実は自分の言葉。
本当は外部からの言葉は
「即採用」しなくていいんですよ。
採用するかしないかは自分で、吟味して、「採用」「不採用」のハンコを押し分けて、
「採用」したものだけを自分の中に入れ、
「不採用」にしたものは速やかに排出してしまえばいいんです。
心ない言葉、不安を煽る言葉、無駄にネガティブな言葉などなど、全部「不採用」のハンコをペタンと押していいんですよ?
身体は毎日それをしてくれています。
必要なものだけを吸収して、不要なものは体の外へ。
出来ないのは、便秘ですね。
人からの言葉や、
外部からの情報も、
何でもかんでも採用しなくていいの。
いるものいらないものに分けて、
「不採用」のハンコ押したら外に排出します。
あなたの中には
ちゃんと二つのハンコがありますか?
ちゃんと二つのハンコを使い分けられたら、
誰もあなたのことを傷つけることは出来なくなります。
本当は、
自分が自分を傷つけ無い限り、
なんぴとたりとも私たちを傷つけることなどできないのです。
人間の尊厳とはそういうもの。
自分の知、自分と他者の境界線を引き、自分を大切にすることを学びます。
自分を大切にできるようになると、
他者も尊重できるようになり、
人間関係が改善したという声を多くいただいている講座です。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。