エレリ、ショートショート。 | 結局、好きな男子のことしか書いてない。

結局、好きな男子のことしか書いてない。

徒然つぶやいてます。BLネタメインかと。

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放たれる眩しい光

なんて真っ直ぐで

綺麗





『エレン』

その声に、井戸の水を汲んでいたエレンが振り返る。
直前まで行っていた立体機動の訓練で、エレンは汗だくだった。
振り返るエレンの前髪から滴が散り、煌めきながら地面に
吸い込まれる。
その人の姿を見て、エレンは顎を伝う汗を素早く拭う。

『はい』

リヴァイを見つめるエレンの視線は揺るがない。
リヴァイは思う、なんて曇りのない眼差しだろうと。

『オルオの腹の調子が悪いらしい。お前、今晩の飯の当番代わってやれ』
『はい、分かりました。オルオさん、昼に何か変なもんでも食って……っ!兵長それは…』

リヴァイが自身のクラバットを徐に解き、エレンが汲み上げた桶の水にトプンと浸ける。
一握り絞ったそれはエレンの首筋に静かに宛てがわれた。

『あ、すみません…俺、汗がとまんなくて』

兵長のクラバットで兵長自身に汗を拭かれるという事態に、焦るエレンが一歩後退するとリヴァイもまた一歩前進してエレンを追い詰める。

『おい、おとなしくしてろ』

真っ赤に染まる耳たぶの裏まで優しく這う布地の感覚に、エレンは高鳴る鼓動を抑えられない。
リヴァイの視線から目を逸らせず。

『兵長、俺……ぶ!』

リヴァイの唇に吸い寄せられたエレンの顔面に、生温くしめった布が押し当てられる。

『綺麗に洗って、俺の部屋に返しに来い』

命令だ

そう言い残して、すたすたとリヴァイはその場を立ち去った。
置き去りにされたエレンはしばし立ち尽くす。
し損ねたキスに、半開きの唇が所在なげだ。
煽られた身体は、別の意味で汗が止まらず、エレンは肩を落とす。
ぼんやりと眺めた先には、リヴァイのクラバット。

『返しに来いって言ったか?』

エレンの瞳が輝きを取り戻す。

そう、これはリヴァイからの招待状。





『…何やってんだ、俺は』

あのままエレンのキスを受け入れることだってできたのに。
本当はそうしたかったのに。

光の下では、あまりに眩しくて。
薄い布越しに触れるだけで精一杯だった。
エレンの熱気と匂いにめまいを覚える。
この感覚は、どうしようもない。


ほんと、どうしようもねぇ…



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エレリ初めて書いたよー!
57回遠征前の一ヶ月のお二人さんです。
もう両思い後ってことで。
エレンが眩しくてしょうがない兵長、直に触るのも躊躇われるほどドキドキしております(笑)
エレンはエレンでリヴァイの色気にそりゃもードキドキで。
今夜は大変なことになるでしょーよ!オヤジか。

あー、もっとしっかりした長編も書きたいな。
エレリらぶー。
あんまりにワンコな感じのエレンは何だか違うような気がしているので、私の書くエレンは真っ直ぐでたまにぶっきらぼうなんだけど欲望に忠実な感じになるかと思います。
とりあえず15歳のキラッキラな輝きと、それでいていろいろ背負ってるダークな部分と書いて行けたらなと。
リヴァイ兵長はね、色気ダダもれでいきます!

では!