新春を寿ぎ、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 

5日も経ってますが、ようやく仕事納めとなりました(笑)

でも、休みは今日だけで。振替で中旬になってしまったので…。

1日しかないので、大急ぎで初詣も行ってきましたよっと。

 

 

さて、新年一発目は、幕末ネタで始めたいと思います。

 

 

31歳で暗殺された龍馬 生きていれば歴史はどう変わった?

http://www.sankei.com/west/news/170105/wst1701050015-n1.html

 

 

もしも坂本龍馬が暗殺されずに明治まで生き延びていたら。

 

幕末好きなら一度は通る(通りかかる・投げかけられる)歴史のIFですねー。

 

 

坂本龍馬が政府参加したら、論功行賞で参議として連なることになるでしょう。

となると、土佐閥の一員でしかなく、板垣退助のような自由民権運動家として終わりそうです。


「世界の海援隊」のイメージ通りに貿易に打って出たとしても、肝心の腹心たる長岡謙吉や陸奥陽之助(宗光)を政府に取られ、沢村惣之丞は切腹して失われている中、土佐商会(三菱)相手にうまく立ち回れるどうか…ってなると、無理なんじゃね?って思ってしまいます(笑)


高杉晋作もそうだけど、坂本龍馬は組織を作った人ではあるものの、本質的には個人行動の人だから、維新を迎えて組織の時代に入ったら他の才能ある人々の中に埋もれていくのではなかろうか。


まだ31歳だから勉強しまくって何物かに化けるかもしれないけど、お金持ちのボンボンだから苦労をどう買うか…?

 

なんて考えていくと、坂本龍馬は新時代の傑物なイメージに反して、時代が変わったら取り残されていく才能なんじゃないかな、というのが真面目に考えてみたワタクシなりの結論でした。

 

彼は守成の人ではなかったのだよ…なんて。

 


個人で頑張れる所…となると。

 

幕末の龍馬は横井小楠・三岡八郎(由利公正)等から思想を仕入れて必要な時期・必要な人に売ることで偉人になれた「商人」だと自分は考えているので、官人や商売人以外だと、明治期の思想を仕入・販売・保護する人物になるのではなかろうか。


現実の明治期の人物だと福沢諭吉に近いポジションかな。

 

大学は…まぁ、作らないかな。福沢諭吉・新島襄・大隈重信…実際に作った人と比べるとだいぶ気色が違いますもんね(^^;

 

 

お金持ちのボンボンですから、事が成ったり、自分の考えと違うことで失望したりしたら、世の中のことから興味を失うということも考えられそうです。

 

政治とも俗世とも離れた遊興の世界で暮らし、華やかで静かに人生を終えていくのがお似合いで、実際にもそうだったんじゃないかな、というような気もしますけどね。