~桧と杉で造った水屋箪笥に漆を塗っています~
中塗りが 出来上がりました。
下塗りでは 黒 一色の漆塗りでしたが 、、、
中塗りは、本体の枠組が黒漆の上に朱の漆を塗って赤く 、建具は 黒に黒漆を塗って仕上げています。
一番上の4枚引戸の枠をはめてみました。
こうして塗り重ねていくほど、むっくりと漆塗りらしく良い感じになってきました。
建具の枠と桟
引き出しと後枠と前枠を繋ぐ横板の桟
建具の透かし彫りの桟と、横板の大小の板と後枠と前枠を繋ぐ桟
4枚引戸の板戸 丸い穴は取っ手の金具がはまります。
建具や引出しのはまり具合を見ています。
前枠の上 (正面の写真)と前枠の下(左の写真)
最後の仕上げの塗りは、透き漆(透明の漆 )をぬって仕上げます
用事で日帰りで田舎に帰っ た時に、桔梗の花 やトクサをもらったので鉢に植え替えました。
枯れかけたトクサと一緒に植え付けました^^
玄関先にいた"ゴマダラカミキリ"気忙しそうに歩いていたのが印象的でした。
雨の日が続きベランダの板干し場の桐板も十分雨に打たれて丁度良いようです。
来年の漆塗り箪笥を作るために立てかけた新しい桐板も、いっぱい雨に打たれて桐に含まれる樹脂分やアクが洗い流されるとよいのですが、、、、
この桐板を雨にさらして天日でよく乾かした後、お客様の桐たんすを来年にお造りする予定です。
最後まで御覧いただきありがとうございました🙇