大袈裟のようで、まったく大袈裟じゃない、本当の話し
昨夜…いや、今朝方のここに記しておかねばなるまい。
これは私にとって全然面白くも何ともない、目覚めでしかなかった。
PC内のハルヒ関係(8割長門)の画像等を整理していて、気が付けばAM3:00。
さすがに疲れたので、PCの電源を落とし就寝前のランタス(インスリン注射)を右脇腹に注射した。
今夜の注射は痛みが無く終了。良い事である。
先に寝ている妻のもとへ行き、酸素缶で3回酸素補給して私も横になった。
寝てからどれくらい時間が経ったのだろう…まぁ寝ているから分かるわけも無いのだが、憶えているのは寝起き数秒の夢。
理由は分からないが、私が長門有希に対して注意をしている途中で目が覚めた。
こんな夢は気持ち良いものではない。相手が長門なら尚更である。
しかし、目が覚めたのは悪夢が理由ではなかった。悪夢は警告であって、もしかしたら長門に起こされたのかもしれない。
兎にも角にも、目覚めた身体は正常な状態と程遠く、横になっているにもかかわらず上下左右まったく分からない位に世界は回転し、身体がやけに重い、気分が悪い。
そんな中でもなんとか上半身を起こすと、途端に身体に震えが生じ、体中から冷や汗が噴出し、体温が下がり血の気が失せた事が良くわかる。
低血糖症を起こしている!しかも、今回のはハンパ無い。
私は寝床横に常備してあるブドウ糖を探す。
時間は明け方である。ただでさえ薄暗い寝室で、意識朦朧とした状態の上低血糖で目がよく見えないので、ブドウ糖が何処にあるか分からない、上手く取れない、力がなくなっていて封が開かない。
悪戦苦闘している中、どんどん血糖は下がっていく…
なんとか小粒のブドウ糖を口に含む事が出来たが、すでに遅し。
体調は更に悪化。急速に悪化と言っても良い。
意識も朦朧とし始め、冷や汗や振るえ、力の消失と血の気が更に失せ、これが人間の体温か?という感覚。あぁ私は以前これによく似た感覚を味わった事がある…
心臓カテーテル中に死にかけた事がある、その時の症状にそっくりだ。
『ヤバイ…死ぬかも…』
と思った瞬間、頭から倒れた。
布団の上で怪我は無かったが物凄い音だったようだ。(私自身もデカイ音したなぁ~とは思ったけど…)
勿論、妻は飛び起き異常な状態の私に気付いて助けてくれた。
ここからの私はちょくちょく意識を飛ばしていたのでハッキリとした事は憶えてないが、声を出す力もほとんど無かったのは憶えている。あと暗かった…今考えてもあの時目を開けていたのか閉じていたのかさえ分からない。
声を振り絞って、妻に医療用ブドウ糖を要求し4個程度だろうか口にする事で何とか意識と力が戻ってきた。
意識が朦朧としていた時は、救助というより介護といった感じだったのではないだろうか?私は身体を動かす事が出来なかったから…
今回頑張れたのは「妻の悲しむ顔が見たくない」という一心だったです。
心の支えって大切だなぁとあらためて思う。
これが職場だったら助かってた自信はまったく無い。
小説は未完のまま、今頃棺桶の中だっただろうな。
翌朝、妻の話では顔面蒼白ではなく身体蒼白で唇はちびまる子ちゃんに出てくる藤木君のようだったらしいw
まだ消してませんorz
だから、ぜってー死ねねーッスよ!
