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この週末は全国的に大荒れの天気になるそうだ。本州でも場所によっては

雪が降るらしい。いよいよ冬の到来だ。

 

 

オレが住む名古屋も土曜日はとても寒く風が強かった。こんな日は温泉に

でも行って、まったりしたいと思いジルで出掛ける事にした。

 

名古屋港を跨ぐ橋の吹き流しは強風の為、真横に靡いているし、遠くに

見える工場の煙突から出る煙も横に流されている。オレはジルのエアサスを

高めに設定し慎重にハンドル握るが、横に座るセツ子は白目をむいて寝ている。

 

殺意を感じるとはこんな瞬間を言うのだろう。

 

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新名神、東名阪、伊勢道と乗り継ぎ、津インターで高速を出て、今夜食う

肉を仕入れる為に朝日屋さんに寄って行く。

 

津でこの朝日屋さんを知らない人は居ない。松阪牛と言えばここだ。もちろ

んオレは食った事無いけど。今日は特別に買ってみた。いつもオージービー

フを牛肉と呼ぶ我が家にとって、松阪牛のすき焼き用肉は目玉が飛び出し、

睾丸が破裂しそうな値段だったが、メルカリで不用品を売っ払ったあぶく銭が

気を大きくしてくれた。

 

 

朝日屋さんの後にもう一軒スーパーに寄りやって来たのは榊原温泉の湯本

榊原館さんで、ここは以前にも紹介した事があるが、RVパークを併設して

いるホテルだ。

 

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RVパークの受付はフロントでしてくれる。

 

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案外大きなホテルで、建物はそこそこ年季が入っているが、館内はとても

綺麗に手入れされている。従業員さんの対応も気持ち良い

 

 

料金はRVパークが一泊2000円で、チェックインの15時からチェックアウト

の翌10時まで温泉入り放題のプランが1人2000円だ。1回だけの日帰り入浴

なら1000円で入れる。RVパークの料金にはゴミの処理袋と電源の使用料も

含まれるので有難い。

 

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この日RVパークの利用はオレ達だけだった。電源付きサイトは3カ所ある。

ホテルの玄関からは1分ほどの場所なので、温泉やトイレに行くのは苦に

ならない。

 

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電源はフロントで借りたキーでこの箱の蓋を開けて使う。

 

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では、さっそく風呂に行こう。風呂はもえぎとむらさきの二つがあるが

日替わりで男女が入れ替わる。

 

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当然同じ泉質だが、雰囲気はむらさきがおススメだ。

 

※画像はネットより拝借

 

これはもえぎの画像だが、ここの源泉は人肌くらいのぬる湯だがトロトロの

泉質が素晴らしいのだ。この時期だと少し寒く感じるが、じっと浸かってい

るとじんわりと身体の芯から温まって来る。熱湯と交互に浸かるのが何とも

気持ちいい。

 

 

さて、ジルに戻って夕食準備だ。昭和中期生まれのオレにとって、ご馳走と

言えばすき焼きだ。昔はお正月とおやじのボーナスの時にしか食えなかった。

 

その頃はコーラやジュースだって誕生日かお正月しか飲めなかったものだ。

今どきの坊ちゃんや嬢ちゃんは小学生でもコンビニや自販機でジュースを

買っているが、オレの頃ガキは銭なんてお年玉の時しか持たせて貰えなかった。

 

えっ、これってうちだけ?まぁ、いい。

 

 

長ネギを切り、春菊を洗い、シイタケの傘に十字を入れる。鍋物の準備は

簡単でいい。ちなみにうちはすき焼きに白菜を入れない。

 

 

まずは津のスーパーで仕入れたハガツオの刺身で一杯だ。

ハガツオは今が旬の魚だがあまり出回らない、脂が乗った身はカツオと

マグロのちょうど中間みたいな味で中々美味い。

 

 

風呂上がりにヒーターの効いた車内で刺身を肴にビールなんてのは堪らない。

外は車を揺らすくらいの風が吹き荒れている。

 

 

そして本日のメインイベント松阪牛のすき焼きだ。この竹皮に包まれた肉は

どうだ!オレ達夫婦はその神々しいお姿に土下座をして念仏を唱えた。

 

 

熱した鍋に牛脂を溶かし、松阪牛様を焼く

 

 

いい具合に火が通った所で、人形町は今半の割下をドボドボと投入し、他の

具材も煮ていく。いわゆるひとつの関東風すき焼きだ。

 

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グツグツいった所で松阪牛を頂いてみよう。

溶いた玉子にからめ頬張れば、とろけるような美味さだ。いつも食ってる

あの肉は本当に同じ牛なのか?ひょっとして違う動物じゃないのか?

 

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そう疑いたくなるほど美味い。本場の松阪牛とはこう言うものか...

 

ナンマンダブ、ナンマンダブ、ナンマンダブ

 

セツ子の唱える念仏が車内に響く

 

 

他にも春菊なんて子供の頃は大嫌いだったが、じじいになるとこの仄かな

苦さが良くなってくるから不思議だ。

 

オレ達はメルカリの売り上げで買った400グラムの松阪牛を平らげ、食事を

終えた。もう売る物も無いので次は無いだろう。

 

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寝る前にもう一度風呂に入って来た。焼酎を少し呑んで寝ちまおう。

 

でも、普段食べなれない霜降り肉は後からじじいの胃に来る。アレはほんの

ちょっと食えばいいんだな。

 

 

 

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