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長湯温泉はノスタルジックな雰囲気が漂う長閑な町だ。
町を流れる芹川に沿って日本一の炭酸泉と言われるラムネ温泉や入浴して
いるのが丸見えの川岸に湧くガニ湯など、露出マニアと温泉好きのココロを
くすぐるスポットが点在している。
オレ達は昨日夕暮れ時に道の駅ながゆ温泉に着き、隣の温泉施設御前湯に
入って、車中泊させて貰った。
夕食は昼間に道の駅阿蘇で買った赤牛の牛丼を食った。この牛丼は観光客で
ごった返す道の駅で、まさに飛ぶように売れていたが、味はイマイチだった。
道の駅ながゆ温泉は中々居心地が良さそうな所で、観光案内所には綺麗な
トイレが有り
駐車場の一角には休憩や食事に使えるテーブルとベンチもある
おまけにすぐ隣にある日帰り温泉御前湯は朝6時から営業している。
入口には年季の入った飲泉場があり
建物の中はレトロな雰囲気で、オレの大好物家族風呂もあったのだが、残念
ながらそれは男湯から出てから気付いた。料金は2000円だそうだ。
運よく朝風呂では少しの間独泉出来たので写真を撮らせて貰った。
温めのお湯は緑掛かった黄土色で、ゆっくり浸かっていると身体の芯から温まり
じんわりと汗ばんで来る。大きな窓から差し込む陽光が湯に反射して天井に映っ
てゆらゆらと揺れるのが、いい感じだ。ああ、朝風呂は贅沢でいい。
この旅では色々な温泉に入って来たが、再訪したい温泉ナンバーワンはこの
長湯温泉だ。
次は一泊してゆっくり巡ってみたい素敵な所だった。
風呂上りは道の駅の売店で
1パック200円のおにぎりと
とり天
お漬物を買って、件のベンチで食べて朝飯にした。
今日は帰りのフェリーの時間もあるので、後ろ髪を引かれる思いで別府に向けて
出発する。
別府には1時間ほどで着いた。道の向こうに別府タワーが見えて来た。
別府駅横の駐車場にアルコーバを止め
道を挟んで反対側にある駅前高等温泉に行ってみた。風呂はあつ湯とぬる湯が
あるが、番台のおじさんに初めてだと言うと、ぬる湯を勧められたのでそちらへ
有難い事に独泉だった。浴槽は2つあり、階段を降りてすぐのタイル張り
の風呂はぬる湯と言うのに死ぬほど熱かった。足を湯に浸けた途端、飛び
上がって脱糞しそうな熱さだ。別府おそるべし!
対してこちらの湯船は良い湯加減だ。
80年の歴史があるこの温泉に200円で入れ、しかも独泉まで出来るとは石を
投げれば共同浴場に当たる別府ならではだ。別府駅から歩いて行ける温泉
だけでも、この駅前高等温泉、竹瓦温泉、海門時温泉、不老泉、田の湯温泉、
紙屋温泉、末広温泉、錦栄温泉と8ヶ所もある。
入湯の記念に幸せの黄色い温泉タオルを土産に買った。
昼飯は今回まだ食べて無かった豚骨ラーメンを海岸通りにある大砲ラーメンで
食った。
大砲ラーメンは久留米ラーメンの店らしいが、ラーメン素人のオレには長浜とか
久留米とか何が違うのかイマイチよく分からないが、美味かったからいいよ。
新門司港には16時前に着いて
待つほどの事も無く乗船が開始された。
船は往路で乗ったひびきの姉妹船のいずみだ。部屋の造りも同じだった。
浴衣に着替え地獄蒸しプリンでお茶を飲む。
うっふん、この旅最後の風呂は船室の水道水かけ流しのポリバスだった。
翌朝定刻の6時に泉大津港に着岸し、
下船が始まった。
終わってしまえば、あっという間の5泊6日の旅だったが、早く元の世界に戻って
他人との距離など気にしないで良い旅がしたいものだ。
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