カヴァーキャストのお仕事 | Shuhei Itoga no BLOG

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オペラ歌手、糸賀修平のブログ。


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ご無沙汰しております。天気がいいですね〜!!

最近、ブログをサボっていたので、頻繁に更新していこうと思います。(できる限りね!!!)

本日はカヴァー歌手について。
今、とある劇場でカヴァーのお仕事をしております。カヴァーキャストというのは、本役の方に何かあった際、実際に代わりに歌うお仕事です。稽古の時も公演の時も変わらず、出動要請があればすぐに歌います。
カヴァーのお仕事は結構大変です。
まず、立ち稽古を見て覚えなければなりません。動きを覚えていようが覚えていなかろうが、お願いします!って言われれば、歌わなければなりません。
体があったまってない、とか、発声が、とかそんな事はいってられない。まさに、突然!なんです。
突然じゃないケースもあります。外国からくる歌手のカヴァーの時は、稽古が始まってても来日していないケースもあります。そういう時はキャストの方がくるまで、もちろん歌います。

私は実際にカヴァー歌手がたくさん歌ってきた所を何度も見てますし、実際に本番で歌った人もたくさん知ってます。そして僕自身も稽古で歌ったことありますし、公演にも出演したことあります。

状況はかなり厳しいですが、準備さえしっかりしてれば、とてもチャンスのある仕事だと私は思います。
実際、僕が出演した時は、メイク、衣装付き舞台稽古、外国から本演出家が来た日でした。
朝から急に呼び出され、動きの確認をし(この時は幸い確認時間が少しありました。)衣装なんてサイズがキャストの方とかなり違ったので(身長です 笑) 合唱団の方の中からキャストが着る衣装を急遽探し(演出的に合唱団の方と似たような衣装だったので助かりました。)わけもわからず、舞台稽古にスタンバイしていた記憶があります。むちゃくちゃ大変な演出だったんですが、音楽が鳴り始めると意外と緊張はしておらず、思いっきり舞台の上で弾けておりました。
今考えると、帰国直後で時間がたくさんあったので、稽古に拘束期間前から、顔を出してたのが良かったです。

ほんと、夢のような話ですが、稽古が終わった後、演出家がステージに来てハグしてくれたんですね。その瞬間、自分で言うのもなんですが、いい仕事できたんだな、ここにいる意味があったなぁ、とすごく嬉しくなりました。
そのまま公演も出演することになり、カヴァーキャストからキャストみたいな流れになりました。
そこから僕の歌手人生は大きく変わりました。あの公演が僕のターニングポイントになって、今につながっています。
世の中にはいきなりトップスターになる人もいれば、コツコツやって、確実に力をつけてくる人もいます。進み方なんて様々ですし、時代の流れや需要によってかなり変化します。
偉大な歌手やスーパースターだって、ほぼ無名なところからチャンスを手にしてスターになった人、たくさんいます。
あるピアニストの方が「チャンスはいつくるかわからないけど、いつくるかわからないチャンスに備えて準備する事が大切だ。」とおっしゃってました。その方も、偶然が色々重なって、スーパースター伴奏をしながら世界を飛び回る人になったそうです。


と言う事で、カヴァー、しっかりやてこようと思います。チャンスがあるといいなー 笑







まだ全てではないですが、随時更新していきます。

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