特に異常はなかったけれど…
きょうの午前は、先週木曜日に消化器内科で予約していた胃カメラ検査を受けるために大学病院へ行きました。
最近の通院はバイクのグーくん(ホンダ・グロム)で行くのがマイブームだったのですが、内視鏡検査中に鎮静剤を使うことがあるから、自動車・バイク・自転車の運転は避けてくださいとのことで、久し振りに電車で行くことにしました。
といっても、きょうは朝から雨が激しく、とてもバイクで行ける状況ではありませんでした。
前の晩の21時以降は少量の水以外は飲食が禁止だったので、空腹のまま電車に乗り、1時間ほどかけて病院に到着しました。
昨年の今頃に、胃の調子が悪くなって内視鏡検査を受けたときは、その原因がわからなかったから、がんサバイバーとしては「もしかしたら…」という不安がありました。
昨年の検査の様子は、こちらのブログです。↓
検査の結果は、十二指腸に軽い炎症を起こしていた程度で、胃の不快感は逆流性食道炎によるものだということがわかりました。
そのうえ、後日、ピロリ菌検査も陰性だとわかりました。
ということで、きょうは念のための検査だし、最近の検査は内視鏡が進化していてツライことがないこともわかっているから、きょうはほとんど心配はありませんでした。
10時の予約でしたが、9時50分に検査室に着いて受付を済ませした。↓
セルフで体温と血圧を測定した後、部屋の外の廊下で待たされました。
この部屋の奥に検査室が6室あります。↓
左側にいる人たちは、大腸の内視鏡検査を受ける人たちで、検査前にひたすら下剤(?)を飲んでいました。
自分は、5年前に歯学系の口腔外科で舌がんの手術をしたのですが、医学系の耳鼻咽喉科でも舌がんの治療を行っていました。
廊下で待っている間に隣の耳鼻咽喉科を見たら、いつのまにか頭頚部外科が併設されており、そのうえ、頭頚部のがんを専門的に治療する「みみ・はな・くち・のど がんセンター」が開設されていました。↓
もし、こちらで手術をしたら、どのような結果になっていたか気になりました。
そんなことを思いながら30分ほど待った後、第2検査室に呼ばれました。
担当は若い医師で、看護師にいろいろ確認を受けた後、胃の中を洗う液体を飲みました。
そして、両方の鼻の穴からシリンジで麻酔薬を入れました。
しばらくして、今度は内視鏡を入れる左の鼻の穴に、麻酔薬を浸した綿棒を入れました。
その後、ベッドに横になり、鼻から内視鏡を入れていきました。
最初に内視鏡の先端が鼻から喉を通るときに少し違和感がありましたが、あとは特に痛いとか苦しいとかはありませんでした。
これまでの検査もそうでしたが、内視鏡のモニター画面は自分からも見えます。
カメラが口から入り、喉~食道~胃に入っていく様子が、丸見えでした。
若い医師の後ろには、ベテランの医師がついていて、細かい指導をしていました。
25分ほどで検査が終わり、検査担当の医師からは、逆流性食道炎以外に心配することはないですと言われました。
これで、しばらくは安心です。
あとは、きょう撮影した画像データと検査担当医の所見をもとに、消化器内科の医師が総合的な診断を行います。
その結果が伝えらえるのは、7月4日の次回の通院です。
お腹が減っていて、すぐに何かを食べたかったけれど、喉の麻酔の効果がなくなる1時間後ぐらいまでは、(たぶん誤嚥防止のために)飲食が禁止でした。
しかたがないので、そのまま電車に乗って帰宅し、家で昼食を食べることにしました。
駅前のスーパーで、お弁当とカップラーメンを買って帰りました。
食べ始めたら、変な味を感じました。
もともと、舌がん治療の後遺症で味覚障害に悩まされていますが、最近は味覚の調子がよかっただけに、また味覚が悪化したのかとショックを受けました。
以前感じにくかった塩味はある程度感じるけれど、しびれるような味まで感じたのです。
どうにか食べ終えてから、病院でもらった検査後の注意書きをよく見たら、「検査後は、喉の麻酔の効果がとれるまで(1時間ぐらい)口の中がしびれます」と書いてありました。
ということで、麻酔が味覚にも影響したのでしょう。
食べ終える頃には、検査後2時間以上過ぎていましたが、自分の味覚が過敏になってしまっているためか、しびれ感は無くなりませんでした。
その後、1時間以上経過しましたが、まだ口の中に変な味を感じています。
昨年は検査の後に、このようになった記憶はないのですが…
夕食時には、味覚が回復していることを祈ります。