まずは学校選び。うちは公立主義です | 毎日が実験。人の気持ちがわかる人になるブログ

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人の気持ちがわかるようになりたい人に教えています。
趣味はビールを飲むことと、和服を着ることと、自分の子を観察すること。
聴くチカラ検定の開発担当。

子どもの学力、我が家の方針の記事です。

これから小学生の勉強計画を立てるおうちの参考にしてください。
 このシリーズはこちらから →子育てという壮大な実験

 

 

中学受験するかしないかで、

小学生で必要な勉強は変わってきますよね。

住んでいるのは、地元の中学以外の受験率8割、進学率5-6割という、

都内でも屈指の中受煽られエリアです。

 

今年のはじめまで5年間教室をやってきて、いろんな意見を聞いたり、

実際にどういう学校に進学して、その後どんな感じなのかを聞いたりしてきましたが、

ぶっちゃけ、将来好きな進路を選べるように育てるという大目標に照らした場合

中学受験の費用対効果は低い、と言わざるを得ない。

というのがわたしの結論です。

 

進路についてはいろんな考え方があるので、あくまでうちの場合ですよ!

 

もう一つ、将来の進路という以外に、

多感な時期をどういう環境で過ごすのが子どものためと判断するか、

という視点もあるかと思います。

両方、場によってはデリケートな話題になる可能性があるので

外で説明しやすい理由というのがあると便利ですね。

 

長女の場合は、

「あのこ、いきたい高校とそこからいきたい大学が決まってるの~。

だから中学は地元がいいみたい」

これ、最強の大義名分でしたw

本人も、いわゆる受験塾に行くお友達が増える中、

何がしか「自分はこう」というものがあったほうがやる気が出ます。

 

逆に、「勉強やだし」「できないし」「うち行かせてもらえないし」のような

否定的な要素にばかり本人の意識が向いてしまうと、

中学以降も勉強しない・できない言い訳をいっぱい作り出すことになります。

受験エリアでは、受験組と非受験組でクラスの雰囲気がぱっきり分かれ、

6年生の後半くらいから荒れてくることもあるので、

卑屈になる要素はひっくり返しておくに越したことはありません。

 

ちなみに・・・

非受験組は、試験勉強をしたことがないので、

中学に入って最初の定期テストでがっつりつまづくリスクが高まるようです。

当然、その後の定期考査にもずっと影響を出すことになりそう。

ここも、想定しておけばできることはあると思いますので、

ちょっと仕掛けをしておけると良いかもしれませんね。

 

今考えているのは、

6年生で数回、統一模試のようなものを受けることです。

「苦手をつぶして自信をつけて」から

「小学校の範囲の理解度を見る内容」を選んで、

本人のモチベーションと相談です。

 

続いては、長女の話!