能登半島地震の被災者の皆様、各地の災害被害者の皆様に
心からお見舞い申し上げます。
豪雨被害があちこちで起きていて、本当に心配です。
私自身の家は、安全圏にありますが、中越地震での恐怖を
体験していますので、皆様のご苦難やご心労を思いますと、
何のお手助けも出来ない身がいたたまれない想いです。
また、米軍の出す生命の危険のある大量のPFAS汚染水を
政府が米国の要請で国民に隠蔽したという許されざる問題。
知事の不正を訴えた職員の方が、知事側の卑劣な対応で
亡くなられた問題は、安倍元総理の森友疑惑問題で無念の
死を遂げられた財務省の赤木さんと同様な恐ろしい事です。
統一教会反対の市民運動にも心を寄せ、政府の官房機密費の
闇を追求しようとして暗殺された石井紘基議員の事件も
そうですが、カルト宗教の後ろ盾のある悪徳政治家や強欲な
裏金議員が大手を振って庶民を苦しめる構図を、どうにか
することは出来ないのでしょうか?
政権与党は、メタンガスで危険な万博や軍事費に費やす税金を、
なぜ災害被害者やあらゆる生活弱者の国民のために使う事を
考えられないのか?
真っ当な人の心を取り戻してほしいです。
寄り添う想いの歌<明日へのマーチ>ありがとう桑田さん
メロディーについて、ここが素晴らしいの②です。
前回、曲の形は A―B―C―A とお伝えしました。
サビの後で再び最初のメロディーが帰ってくるというのは
一般的なポピュラーの曲にはあまり無い形です。
例えは、<いとしのエリー>の終わりもそうですよね。
この「Aが帰ってくる」という事の意味はとても大きい
と思います。
まず、Aの部分、ソドレミと始まりラレミファと続きます。
ソ|ド~レ~ミド~~ラ|レ~ミ~ファラ~~
ソ|シ~シ~ラソ~~レ|ド~ド~レミ~~
ソ|ド~レ~ミド~~ラ|レ~ミ~ファラ~~
ソ|シ~シ~ラソ~レ~|ド~~~~~
同じ形を違う場所で、というリズムのシークエンス
<ドレミの歌>の
ド~~レミ~~ドミ~ド~ミ~~(ドはドーナツのド)
ミ~~ファソ~~ミソ~ミ~ソ~~(ミはみんなのミ)
と同じ動き方です。
軽快なリズム、青空の下を胸を張って歩いていく様な
明るい始まり、まさに元気なマーチという感じです。
でも、歌詞が「希望胸に歩いてた あの夏の頃」…。
「歩いてた」? では、現在は?と気になります。
ちなみに、Aの部分、
1番は青空の下の昼の風景
2番は夕暮れから夜の景色
が歌われています。
そして、Bでは長く伸ばす音の動きに変わります。
ミファソラ|~~~ラソ~~ソ|レ~~~~ソソララ|
~シソ~~~~シ|ド~レミ~~~
ミファソラ|~~~ラソ~~ソ|レ~~~~ソソララ|
~シソ~~~~シ|ド~レミ~~~
同じメロディーを2回繰り返しますが、
1番では、遠く離れたふるさととそこに住む大切な人への
想いが歌われます。
日本中の大多数の人が知っているであろうおなじみの唱歌
<ふるさと>の「忘れがたき故郷(ふるさと)」という歌詞が
歌われ、誰しもが持つふるさとへの想いを聴く人に共感させ、
この歌を「自分ごと」として共有するような誘いがあると
思われます。
(但し、ふるさとに良い思い出の無い方も多く居られると
思いますが…実は私自身も余り親しみがありません…)
Cです。
ミ|ファ~~ファミ~~ドレ|~~~~~~~
ミ|ファ~~ファミ~~ドレ|~~~~~~~
同じメロディーを繰り返しますが、1回目と2回目で和音が
変化します。
1回目はmマイナー短調=哀しい響きの和音
2回目はMメジャー長調=明るい響きの和音
と、悲しみから希望の光が見えてくる様な動きになって
いるのです。
そして、再びAが帰ってきます。
「歩いていく」を表すマーチのメロディーです。
「野も山も 超えて行こう
明日へのフレー!! フレー!!」
と歌われ、1番が終わります。
う~ん、思い入れがあり過ぎて、2番については
まとめてお伝えは出来ませんので、次回に続きます。
では、また。