能登金剛を過ぎて、志賀町に入った。

 

海岸沿いの県道は志賀原発の後ろになる。

 

原発は普通人里離れた海岸沿いに立地するが、ここは普通ではないようだ。他に替わる道がないのだから。

 

「花のミュージアム」の看板が目に入る。

 

花とあっては見逃すわけにはいかない。

 

二十数年前、アトリュームの建設に関わったことから、この手の施設には関心がある。

 

なかなか立派ですね~

 

原発関連に違いない。

 

 

ゲートの花飾りもなかなか立派です

 

入り口の花あしらいもなかなか

 

とりあえず受付で聞いてみた。

 

「この施設の管理主体はどこですか?」

 

「北陸電力です」

 

「志賀町との関係は?」

 

受付嬢は事務所に消えた

 

しばらくして男性職員が出てきた。

 

「この施設の管理主体は北電だそうですが、建設はどこですか?」

 

「町が作って今は北電が管理しています。一応指定管理者になってます」

 

「じゃあ町から委託金が?」

 

「いいえ 委託金は出ていません」

 

なるほど、町が国からの交付金で建てて、北電に管理させているわけか。

 

コンセプトも基本構想も本計画も設計士か企画会社に任せたようだ。

 

理想を持ち情熱を傾けて取り組む町の職員はいなかったのか。

 

ここで何をさせたいのか思いが伝わってこない。

 

 

それにしても管理が行きとどいている

 

日曜日だというのに見学者がいない。

 

コンセプトは間違っていないが、何かが足りないようだ。

 

今の時代は花だけの施設では人はリピートしない。

 

富山県にもそんな施設がいくつかある。

 

外の花壇で花柄を積んでいる女性職員がいたので聞いてみた。

 

「あなたはここの職員ですか?」

 

「違います」

 

「それじゃ管理委託を受けている業者さん?」

 

「いいえ、 東京の会社の地元採用です」

 

「・・・・・・・・・」

 

 

わたしがその昔携わった「おとぎの森公園」は平日でも子供ずれの親子がたくさん訪れる。

 

人里離れた原発の近く。近くに小さな集落があるだけ。

 

ここにこんな施設を作ったわけは????

 

ま、わからないでもないが・・・ なんとももったいない。