こんにちは、クラブフィッターのナオです😊
先日、友人とツーサムでラウンドしていた時のこと。
前にはコンペが入っていて、進行はややスロー。
後ろにも2組ほど詰まっていて、まさに「待ち待ちゴルフ」な1日でした。
私たちの後ろは、どうやら初級者っぽい若い2人組。
少し遅れ気味ながらも、なんとかついてきている様子でした。
そんな中、事件は起こります。
グリーン上で友人がパットのラインを読んでいたその時、
“ズドン!” とボールが彼のすぐそばに落ちてきたのです😳
すぐにわかりました。
フェアウェイには1人残っていたので、打ってきたのはもう1人の方。
右の高台──完全にOBゾーンからのショットでした。
幸い、誰にも当たらずに済みましたが──
私と一緒にプレーしていた友人は、見た目も気性もワイルドなおじさん。
「こらぁー!OBゾーンから何打ち込んどんじゃー!!!」
と雷のような一喝⚡️
さすがに私も焦りました。
後ろの若者がトボトボと歩いてきて、
「す、すみません…届くと思わなかったんです…」(それも違うと思うのですが)と小声で謝罪。
私はすぐに間に入り、
「届かないと思っても、危ない方向に飛んだら“ファー!”って叫ばないとダメだよ」と、できるだけ穏やかに伝えました。
もう一度「すみません」と言い自分のカートに帰って行きましたが、どうやら“ファー”の意味自体をよく知らなかった様子。
たぶん、誰からも教わっていないのでしょうね。
その後、友人の怒りも少しずつおさまり、
「まぁ、当たらなくて良かったじゃん。最近は“ファー”って声、あんまり聞かんもんな」と言いながらホールを後にしました。
確かに、昔に比べて「ファー!」の声を聞く機会が減った気がします。
セルフプレーが主流になり、キャディさんがいないことも多い。
ルールやマナーを知らないままゴルフを始める人も増えました。
でも──
危険な方向にボールが飛んだら、「ファー!」は絶対に必要です。
恥ずかしいなんて言ってる場合じゃありません。
その一声で、誰かの怪我を防げるかもしれない。
ゴルフは思いやりのスポーツ。
だからこそ、危ないと思ったら迷わず「ファー!」。
これだけは忘れずにいきたいですね😊
ちなみに私は強面ではありません。
聖人君子でもありませんが😅
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