裏マクフェス垢で発表されたYami_Q_ray増員に関してのお話の第二弾🍎
今回は闇シェリルと北欧神話『ブリージンガルの首飾り物語』について……昨年11月に投稿した過去記事の続きみたいなものりんご
 
 

下矢印下矢印りんご神話バレ注意かもりんご下矢印下矢印

 

 

 

 

【待望の!?闇落ちシェリルがやって来た!!
 
スチームパンク~並行宇宙~異世界~サブユニバース~なんかが複雑に絡むであろうマクロスサーガ……
個人的予想妄想ではマクロスサーガに組み込まれるであろうと予想してる神話物語がいくつかあるけど、そのうちのひとつが……
 
 
北欧神話『ブリージンガルの首飾り物語』
別名『ブリーシンガメン(Brísinga men)』💎キラキラ
原題『ソルリの話(Sörla þáttr)
 
 
マクロスΔの主舞台にわざわざ“ブリージンガル球状星団”なんて名前を付けたからには『ブリージンガルの首飾り物語』をやらない手はない……ニヤリウインク
しかも北欧の古代言語・古ノルド語“ブリージンガル”とインドの古代言語・サンスクリット語“ヴァジュラ”は「燃えるように輝く宝石」というほぼ同じ意味~恐らく印欧祖語語源が同じ……つまり……
 
ブリージンガル球状星団≒ヴァジュラ球状星団
 
さらに密教神話のバサラ(跋折羅大将)のサンスクリット語表記は“ヴァジュラ・パーニ”……その意味するところは「ヴァジュラの使い手」という意味……
同じく「ヴァジュラ使い」の別名を持つインド神話の疾風神ルドラの語源は、劇場版マクロスΔ『絶対LIVE!!!!!!』でハヤテが演じた北欧神話・巨人ロキと「咆哮する者」で共通……ルドラとロキは印欧祖神話では同じ神だったのかも!?

 

比較神話学や比較言語学的には繋がりまくってるバジュラとブリージンガルとバサラ様とハヤテびっくり炎

 

まさに狙ってるとしか言えないようなネーミング……マクロス7時代……もしくはそれ以前のキャラクター設定前から確保してたネーミングかもキラキラ
 
 
『ドワーフ達の洞窟にいるフレイヤ』
Louis Huardによる挿絵。
 
北欧神話『ブリージンガルの首飾り物語』の概要は……
最高神オーディンの妻である女神フレイヤが偶然見つけた闇落ち妖精ドワーフ4人が製作する魔法のネックレス・ブリーシンガメンに一目惚れ……それは炎のように輝く琥珀色の宝石と黄金からできた至高の首飾り……
ちなみに北欧神話における妖精ドワーフはギリシャ神話の土の妖精ノームと同じものと神話学界隈では考えられている……
 
フレイヤがドワーフたちにネックレスを譲って欲しいと懇願したところ、金銭ではなくドワーフたちと肉体関係を持つという交換条件を提示されてしまう…
どうしてもネックレスが欲しかったフレイヤは逡巡の末、その条件を承諾してお宝をゲット……
しかしその様子をオーディンの血盟の兄弟である巨人ロキに目撃されていた……
 
妻神であり最高位女神であるフレイヤがよりによって最下層で邪悪とされる複数の闇落ち妖精との禁断の関係を持ってしまう……
“激情”の怒り・天を焦がさんばかりのオーディンの依頼で血盟の兄弟・ロキはそのネックレスを盗み出す……
オーディンはフレイヤにネックレスを返還する条件として、人間世界の二人の王へジンとヘグニをフレイヤ得意の魔法・呪術(おそらくセイズ魔法だね)で操りアインヘリアル用の大量の戦死者を生み出す大戦争を永遠に戦わせるように命じる……
 
北欧神話の最高神オーディンの思惑によって人間世界でひたすら戦争が繰り返される仕組みを描く物語……
 
この物語の本当のタイトルは北欧神話原典『フラート島本』に収められた『ソルリの話(古ノルド語: Sörla þáttr)』というものりんご
実はこの物語はキリスト教司祭が14世紀に創作したもので、北欧異教の信奉者によって詠われたものでは無い……びっくり!!
異教異端地域への布教を目的としたキリスト教会が、複数の北欧異教神話物語を組み合わせてデッチ上げた??似非北欧神話という歴史的背景にも注意が必要なお話かもりんごガーン
北欧神話の神々の人間に対する残酷さや女神フレイヤの不浄さ・淫蕩さを際立たせることで、北欧異教に対する民衆イメージの悪化を狙った作品とも言えるかな……🤔
 
北欧異教の神々への信仰を棄てキリスト教へ改宗することが“永遠の戦争世界”を終わらせる鍵になるという展開も、やはりキリスト教布教目的に創作された偽神話であることを物語っているかも🍎
 
ただ……北欧神話の神々が人間に戦争を願っているということは否定できないかも🍏汗うさぎ
 
 
また『ソルリの話』のネタ元と言われる北欧神話原典『散文のエッダ』第二部「詩語法」では……
フレイヤが寝ている間に巨人ロキが蠅に変身してネックレスを盗み出し、それを目撃したオーディンの息子・ヘイムダルと激しい争奪戦になる……
何故かこの戦いではロキやヘイムダルは雲や熊、アザラシに変身して戦うことに……
最終的にヘイムダルがロキからネックレスを取り返し、フレイアにネックレスを返還する……びっくり
女神フレイヤとヘイムダルはとても仲良しなのでした……汗うさぎ
 
ロキからブリーシンガメンを取り戻したヘイムダルとフレイヤ
Nils Johan Olsson Blommér(1846年)
 
 
“ブリージンガル球状星団”が舞台のマクロスΔで『ブリージンガルの首飾り物語』をやるのは極自然なこと……
テレビアニメでも『激情のワルキューレ』・『絶対LIVE!!!!!!』でも『ブリージンガルの首飾り』の要素は部分的には反映されていたと思う……
 
盗み出された“星の歌い手クローン細胞”のひとつをハヤテ父ライト・インメルマンが取り返したところ……
美雲さんが捕まってケイオスや戦術音楽ユニット・ワルキューレの奮戦で取り戻したところ……
シドニー・ハントによって盗み出された二つ目の“星の歌い手クローン細胞”から生まれた“星の子”を取り返したところ……
 
最後の“星の子奪回”は北欧神話の別の物語「黄金林檎女神イズン誘拐」がモデルだったけど、盗まれた大事な財宝を取り返すお語としては同じパターン……『ブリージンガルの首飾り物語』を意識したものかも……びっくり
 
でも私個人の感想では『ブリージンガルの首飾り物語』としてはまだ不完全……
なぜなら……
 
暗躍する絶対神オーディンの策謀
ブリージンガルの首飾りの正体
4人の闇の妖精との禁断の関係
 
これら重大要素が描かれて初めて『ブリージンガルの首飾り物語』は完成すると思ってるから……🍎
 
“暗躍する絶対神”についてはマクロスΔは子分同士の闘いで、本当の意味でのラスボス勢力がまだ出てきてないように見えるんだよね……Δだけでなく7もFも……
ゲペルニッチを夢で操り、プロトカルチャー遺跡でウィンダミア人を煽った未知の勢力……もしかすると電脳貴族も操られていたのかも……統合勢力と反統合勢力の戦い、レディМとヘイムダルの戦い、何故かサブユニバース関連グッズを持ってるイプシロン財団等々……銀河に争いの種を蒔いて育てる勢力……おそらく創造主プロトカルチャーにさえ優越するかも?なサブユニバースの異界勢力・スチームパンクの神々……絶対神オーディン・ゼウスに相当するラスボスがまだ登場していない気がする……🤔
 
 
“ブリージンガルの首飾りの正体”に関しては昨年11月の記事でも触れたけど……
琥珀色の宝石が特上フォールドクォーツで、黄金に相当するのが莫大なスピリチアだと睨んでる……
それで何ができるのか……例えば……星の歌い手……フォールドエビルみたいな兵器とか……賢者の石・エリクシアみたいな不老不死・永遠に関するもの……それはまだまだ情報不足で分からないね……もやもや
 
 
そしてもう一つの要素が……
4人の闇の妖精との禁断の関係
 
『サヨナラノツバサ』の眠り姫シェリルのモデルは『ニーベルングの指環』または『眠りの森の美女』のどちらか……もしくは両方合体姫だと予想してるけど、前者を踏襲するならアルトはシェリルを裏切ることになる……ガーン
そして『ブリージンガルの首飾り物語』に出てくる4人の闇落ち妖精のひとりは、『ニーベルングの指環』のブリュンヒルドの如く最愛の恋人に裏切られて復讐の鬼と化した銀河の妖精なんじゃないかと妄想してたけど……ついに……
 
闇シェリル登場!!
 
まぁこの闇シェリルが『ブリージンガルの首飾り物語』の闇のドワーフ(ギリシャ神話の土の妖精ノームに相当する)かどうかは分からないけど……そうであっても不思議はない……びっくり
 
 
また別に気になること……
『ブリージンガルの首飾り物語』にはヘイムダルと仲良しでロキと不仲の女神フレイヤが登場する……
『絶対LIVE!!!!!!』では巨人ロキを演じたのはハヤテで女神フレイヤを演じたのはフレイアでヘイムダルは敵対勢力の名前……
一方、『サヨナラノツバサ』のテーマ曲『サヨナラノツバサ ~the end of triangle』の歌詞にある“虹の橋”はヘイムダルが管理する虹の橋ビフレストのこと……つまりシェリルはヘイムダルは同じ陣営の可能性もある……
 
 虹の橋ビフレストの番人ヘイムダルと仲良しでロキ(ハヤテ)と不仲のフレイヤ……
 最高神に近い立場(配偶者)にいるフレイヤ……
 闇妖精との禁断の交雑を選択するフレイヤ……
 最高神を裏切る(禁断の浮気)をするフレイヤ……
 人類に戦争を齎すフレイヤ……

過去にミリア、シビル、ランカ、美雲、フレイア、そしてもしかすると闇フレイアも……と多くのマクロスヒロインが女神フレイヤの神話を演じてきた………
 
たしかに闇フレイアは元々ヘイムダル側で参戦しているわけだから“ロキと不仲のフレイヤ”・“戦争を巻き起こすフレイヤ”だったし、ハヤフレの地球人とウィンダミア人という生物学的距離の遠い異星人種カップルもキースやボーグにとっては異なる風関係だったかもしれないけど……やはり『ブリージンガルの首飾り』のフレイヤで重要なのは禁断の関係だと思うんだよね……
 
そしてまだ女神フレイヤを演じていないマクロス歌姫……
シェリルはまだ一度も女神フレイヤを演じていない気がする……
Fでのシェリルはワルキューレ・エースのブリュンヒルドでフレイヤではない……
 
女神フレイヤの禁断の関係……
プロトカルチャーはかつて何か全く違うものを交雑した……
例えば異なるサブユニバースの由来する知的生命体・意思・魂ルンの交雑とか……汗うさぎ
それは生物学的なものかもしれないし……びっくり
もしかするとスピリチュアルなものかもしれない……えーん
全く違うものだってあり得る……汗うさぎ
そして“禁断の交雑”がマクロスヒロインたちを縛るプロトカルチャーの原罪のひとつかも!?しれない……びっくり
 
プロトカルチャー史や人類史を揺るがすような禁断の関係を結んだ女神フレイヤ……りんご
その再現物語を銀河の錬金術妖精ノーム・イツワリノウタヒメであるシェリルが演じることになるかもしれない🍎
錬金術妖精ノームのお仕事って何かを混ぜ合わせて新しいものを創ることだしねニヤリ!!
 
 
 
まだまだ書きたいことも有るけど……
ハヤフレに課せられた原罪との関係とか……
神話通りなら必要な闇の妖精は四人~シェリル以外にも……とか………
それはまた別の機会に……