覆面マスコミいかに? | GOLD RUSH organizer Yuka Matsunaga Official Blog

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スポーツマネージメントオフィス GOLD RUSH organizer である松永 夕加 による、日常生活の中で直面した様々なジャンルにおける発見や考察を、あくまで私的に、やや適当な社会学的感覚で語り綴るフリースタイルブログです!

首都圏中心部では、連日のようにロケが行われて居ます。
大抵気付くのは、通行人が携帯片手に大群となって渋滞を起している様子に目を向けると、その中心でタレントとTV局のカメラが見えてくるケース。
先日、美容室でもその手の話が出て居ました。
私も前に出偶わした事が在りますが、カットしている先生の姿を店の向こうから勝手にカメラを向けて撮影していたアジア系の恐らく美容関係の旅行者グループ。
世の中覆面マスコミ化現象の恐怖と危機管理について話したばかりのところに、目の当りにした素人パパラッチ達。
街中で、珍しい物や著名人を見掛けると本能的にいきなりパシャリとシャッターを押しては、気軽に友人に送ったり、Blogにupする人は少なくありません。
1度撮られると、それは余程の信用が無い限りどこに飛んで行くか分らない自身の肖像。
一言で云えば、「恐ろしい」の言葉に尽きる。
いや、文明が進んで今は幸か不幸かそういう時代!
一般的には、エージェントを持つタレントやスポーツ選手等にカメラを向けた場合、周りに居るマネージャーやスタッフから『撮影は御遠慮下さい』とストップがかかるケースが殆どにも関わらず、ヘラヘラと撮影をする人々をたまたま見掛けましたが、彼らは自身の行動にどこまで責任を持って撮影をしているのでしょうか。
これらの行動を、法の下で「表現の自由」に理由付けして責任行動しているとは到底思えません。
撮影した写真を気軽にメールで送れる時代は、素人でもスクープを撮る事が可能な時代。
個々が携帯カメラを所有している故に、ある場面では事件をスッパ抜く良い結果を生む事もしばしば。
宣伝効果等でプラスに働くケースもあるでしょう。
ただ、ネガティヴなトラブルとも背中合わせです。
この行為自体、プライバシーの侵害や肖像権の問題で、刑事裁判になるケースも少なく在りません。
新聞も場合に寄っては叩きます。
彼ら保守派は意外と厳しい目線だと思います。
モラルを持って行動しないと、軽はずみな行為が原因でいとも簡単に加害者になってしまうという問題意識を常に持って行動する時代なのだと改めて痛感します。
先日、プライバシーガイドラインについて書いた後、様々な人から意見を戴き、その多くは芸能界やスポーツ界の方でした。
芸能界では、ちょっとした事でマネージャーが過敏になっていたのが今となっては重々理解できます。