カナダもようやく気温が上がってきて、サマーフードが食べたくなる季節となりました。本日は、いつもコストコで購入する「QUE PASA」のトルティーヤ908g入りをご紹介します。

 

 

まず、何故に908gという半端な数字になっているかというと、2パウンド(1パウンド=約454g)で計算されているからです。カナダは基本的にはグラムを使用しているのですが、パウンドを使用する米国からの輸入品も多いし、カナダから米国への輸出も多いためパウンドとグラムが両方表示されることも多々あります。

 

では、本題の「QUE PASA のトルティーヤ」ですが、コストコの自社ブランドのもとでの販売です。このトルティーヤは、カナダのたいていのスーパーマーケットの健康食品売り場で買うことができますが、半分の量で値段はあまり変わりません。

C$4.99(税込約500円くらい)

 

我が家のように家族が二人の場合、半分の量くらいでちょうどいいのですが、お値段を考えるとついついコストコブランドを購入します。当然ながら、味は同じです。

 

 

「QUE PASA」は、アメリカ南部で栽培されたオーガニックのトウモロコシを使用。

メキシコオリジナルの製法で、トウモロコシは石臼で挽き、人の手でカットされている模様。油では上げず、焼き上げているので食べ応えのある食感です。

 

これだけを聞くと、「なんて素晴らしいんだろう!」と思う人も多いかもしれませんが、ひねくれたわたしの頭の中では、工場で奴隷並みにただただ毎日トルティーヤをカットするメキシコ人の姿が思い浮かんでしまいます…

 

これだけたくさんの量を生産している訳ですから、これを人の手でカットするのって、大変なことのように感じますが、機械でいけないという理由があるのかが不思議です。

 

話は戻って、この会社の創設者は、カナダ人のArran Stephensさんというお方。

バンクーバーのベリー農家に生まれました。お父さんがソングライターでもあったので、10代の早い時期にロサンジェルスに移り住み、NY生活を経て、1967年にインドを旅行してスピリチュアルを学びました。この時期は、たくさんのヒッピー達がインドを訪問していたようです。

 

その後、バンクーバー初のベジタリアンレストランをオープンしたり数々のオーガニックフードに関する組織をリードしつつ、「Nature's Path」というオーガニックシリアルなどを販売する会社をバンクーバーに設立。「QUE PASA」は、製品の中の一つで現在、彼の息子が経営を引き継いでいるようです。

 

わたしは、てっきりアメリカのテキサスあたりの商品だと思っていましたので、少し驚きました(笑)

 

でも、道理でカナダのコストコで格安な訳です。

ちなみに「QUE PASA」とは「What's up?」みたいな意味のスペイン語のスラング。

 

さて、我が家では大抵サルサと一緒に食します。

 

 

サルサ担当は、ばんです。

トマトを丁寧に小さくカットして、パプリカ、タマネギ、小ねぎ、コリアンダー、メキシカンスパイス、ライム、塩・コショウ

 

 

ディップしていくらでも食べれる美味しさです♪

 

 

でもやっぱり908gは、なかなか食べきるのに苦労します(笑)

 

「QUE PASA」

 

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