裏切りの狂詩曲Rhapsody(≧∇≦) | 炸熱~歌キチ、愛をうたう~

裏切りの狂詩曲Rhapsody(≧∇≦)

今日は12月1日


1日と言えば何の日?

そう、日本全国、月に一回、どんな映画でも1000円ポッキリで観られる日

映画の日です!


というわけで、間もなく終わってしまうであろう

前々から観たかった


松尾スズキ監督クワイエットルームにようこそに行って来ました。


クワイエットルームにようこそ

監督第一作の「恋の門」も面白かったが、この作品はさらにその上を行く出来栄え


最後まで疾走感が失速しない映画

で飽きることなく楽しめました


最初の方の庵野秀明監督扮するドクターがぶっ倒れるところで思わず

吹き出してしまった


クワイエットルームにようこそ

これが面白いと思えたなら、その後に続くおかしなシーンの全てに

笑えることは保証付


松尾監督の独特の感性が色濃く出た映画で、

とっても面白おかしく哀しく、ちょぴり希望を持って観られました。


徳井優さんのドクター、出番は少ないのですが

この人のキャラクターが最高です!

満場一致で吹き出すくらい可笑しかったです!


やられた~!


内田有紀が体を張って(但しヌードは無し)挑む汚れ役

彼女の凛とした瞳が印象に残る
内田有紀


蒼井優asミキ狂気を秘めた目

ゾクッとするほど魅力的

髪型のせいなのか痩せたせいなのか

「フラガール」の時とは全く別人に見える


クワイエットルームにようこそ

大竹しのぶasババア西野あの心の醜さイビリっぷり

背筋が寒くなる


高橋真唯asサエいっちゃってるピアノの弾きっぷり

に思わずクスリ


みんなが恋のフーガ(ピアノの伴奏が跳ねる跳ねる)で踊る可笑しさ

振付は何と松尾スズキ自身が担当

実に多才!感心!


冒頭の明日香内田有紀)の仕事っぷりをテンポよく描き

そこからいきなりカットアウトで静かなシーンへと移行する

裏切り方の意外性


一体何が起こったのか?

狐に摘まれたように、我々を作品世界にいざなう手腕は上手いの一言


あんな始まり方されたら気になるじゃないですか!


緩急入り乱れた松尾ワールドはまるで麻薬

ものの見事引き込まれる私


これでは松尾スズキの思う壺

いいお客さん(笑)


内田有紀のひょうひょうとしていて、それでいて

可愛らしくも、美しくもあり、且つ儚げで、子犬のように哀しい目で見つめて来たり

OD(オーヴァードーズ)という常人には理解できない人種を、抜群のセンスで演じてみせる。

隠そうとしても隠せないその天性のアイドル性は今尚健在!


クワイエットルームにようこそ

内田有紀といえば私の中では

萩原聖人と共演した「キャンパスノート」佐藤浩市と共演した「翼をください!

なのだが、覚えている人いますか?

ちょっとマニアックですかね^^

昔も今も変わらない、あのハスキーな声好きです。

アイドル時代とは一線を画した成長ぶりは

恐らく、つかこうへい劇団の舞台に立った賜物。

舞台はやはり人を鍛える

演技力を磨くなら舞台に立つのが一番!


内田有紀

クドカンas鉄雄泣きあくびを始めとする予想を裏切るナチュラル演技のおかしさ

彼の脚本の面白さの秘密はきっとこの豊かな演技力にあるに違いない


クワイエットルームにようこそ

この作品のキーワードはいい意味での“裏切り”にあると言える

それはキャスティング、脚本、役者の演技、あらゆる所にスパイスとして隠されている


妻夫木聡のはじけっぷり(出番すくなっ)

馬渕エリカの体当たり演技

平岩 紙のかわいらしさ

筒井真理子の抜け目無きとぼけた演技

りょうの鉄仮面演技(「ちきしょう、この野郎~」には笑いました)


クワイエットルームにようこそ

明日香が食べる鼻水もどきの流動食の気持ち悪さ

鼻水をすする女と流動食を食べる明日香を同じフレームに収めた画は秀逸


なぜ明日香はそうなったのかという答えを

時間戻しで違った視点から見せる構成

近年「木更津キャッツアイ」や「サマータイムマシンブルース

などでも用いられている手法だが、やはり面白いものは何処で使われようが面白い


明日香の元旦那の手紙、真ん中に書かれたあの一行

なんて書いてあるのか目を凝らしたが

結局読めなかった

ちくしょう悔しい!

クワイエットルームにようこそ


タクシーの中で、ある人が通り過ぎてゆく姿を目の当たりにして

笑い出す明日香にほっと一息

一筋の光明を見た気がした


我々だっていつ「クワイエットルームにようこそ」と

囁かれるかもしれない

そんな危険性、可能性を秘めている


そう考えると他人事には思えない怖さがある


クワイエットルームにようこそ


一度嵌ると癖になること受け合い


ハリセンボン、俵 万智、しりあがり寿、塚本晋也

お笑い芸人、作家、漫画家、映画監督
本業が役者じゃない方の出演の多かったこと

キャスティングにまで及ぶ徹底した拘りぶりはさすが!


クワイエットルームにようこそ
クワイエットルームにようこそ

興味を持った方は劇場へGO!

上映回数は短縮されているが、まだ間に合う!(はず)


クワイエットルームにようこそ


おまけ(展示 衣装&小道具)


           クワイエットルームにようこそ
クワイエットルームにようこそ クワイエットルームにようこそ
クワイエットルームにようこそ クワイエットルームにようこそ
            クワイエットルームにようこそ


予告篇