星だって恋しちゃうんだぞ!
人生4度目の試写会。
アメブロから頂きました。
今回はプレミア試写会ということで、パンフ付でした。
そして、「あの魔女は誰?」ということで
魔女に扮した芸能人は誰か
を当てるクイズがあった模様で、その魔女の正体である芸能人
神田うのがゲストでした。
彼女と司会者のトーク、写真撮影の後、いよいよ本編スタート。
上映された映画はこれ
ひとことで言うとSF冒険ファンタジー・アドヴェンチャー。
「ネヴァーエンディング・ストーリー」「ウイロー」「スターウォーズ」
などの要素が詰まった作品。
物語を面白くしているのはやはりキャラクターの造形。
まず主人公トリスタンと恋に落ちる星を擬人化させ登場。
この星、イヴェインが何ともチャーミング。
クレア・デインズが恋をしてどんどん人間らしく輝いて行くさまを表情豊かに好演。
ミシェル・ファイファー演じる魔女の若返るための執念は
美を追求する現代の女性の姿をデフォルメしているようで、何とも生々しい。
そして名優ロバート・デ・ニーロが海賊の親玉を演じ
並一通りでない役作りで、我々を魅了する。
極悪人と見せかけて、実は○人で、○装マニア
という複雑なキャラクターを何とも人間味あふれる愛すべき人物として具現化させていて秀逸。
さすがカメレオン俳優、お見事!(#^.^#)
物語が進行するにつれ、亡霊たちがどんどん増えて行くのだが
彼らのキャラクター、扱われ方、見せ方が非常に面白い。
うまい構成だ。
こういうキャラクターがいると断然映画自体が楽しくなるね!(#^.^#)
壁を越えるというのがテーマにあるのだが
文字通り壁を越えることと主人公や星が障害を乗り越えることと
二通りの意味が含まれているようだ。
主人公の当初の目的は村一番の美女との結婚。
この美女が何だか頭が悪そうで、全然魅力的じゃない。
なぜ主人公が惚れるのか、その理由が全く見えないのは難点。
しかもこの女に惚れている金持ちのライバルも頭が悪そうで
最初からこのふたりはお似合いだ(笑)
だから主人公が星に惹かれてゆくのが何ともよく分かるし
感情移入できる。
村一番の美女に約束を果たすために再び会いにに来る場面
の裏切り方は我々をニヤニヤさせてくれる小気味よさだ。
壁越えと逆壁越えのプロットも上手いアイデアだと思う。
剣での対決シーンも迫力があり、
中でも死体との殺陣は剣を振るう死体の動きが面白くてハラハラさせられた。
星が最高の輝きを増すのが愛の力というのも納得が行くし
やはりラストはハッピー・エンディング!
この手の作品はこうでなくっちゃ!!
SFファンタジーやSFアドベンチャー好きは観て損なし!
楽しめると思いますよ!(#^.^#)
10月27日(土)劇場公開