【注;ウルトラネガティブな内容です】
ちび姫が「痙性麻痺」「軽度知的障害」になったのは、本人の責任ではない
家族のせいでもなければ、病院のせいでもない
周産期のどこかのタイミングで、なんらかの要因でくも膜下出血が起こった
ただそれだけだ
給食委員のお仕事の一環で、お昼の放送の係が回ってきた
支援のサブの先生が色分けしたきれいな原稿を作ってくれて、家で何十回となく練習し、構音が苦手な単語もわかりやすく発音できるよう頑張り、学校でもあらかじめ先生に聞いてもらって
たくさんの大人の手を借りて、がんばって本番を終えた
支援の先生方も、委員会の先生も、うまくできたねと褒めてくれ、放送後帰った交流級でみんなに拍手してもらった(多分、交流級担任の計らいで)
一生懸命練習した成果が発揮できたと、本人も家族も喜んで、次もまた頑張ろうと思えた(原稿が長いので練習は結構キツかったけれど)
今朝、同じ登校班の低学年さんが
「ちび姫ちゃん、給食委員だったの。びっくりしたぁ」
私「そうよ、昨日放送してたでしょ」
低学年さん「私は違うけど、クラスのみんな笑ってた」
まずい
ちび姫、近くで聞いてる
私「そっかぁ、家でたくさん練習したんだけどなぁ」
聞こえてしまったかな
聞こえてても、自分にとって嫌な内容は無かったことにしようとするちび姫だ
自尊心が傷ついていないといいけれど
悪気のない子どもは、こわい
ちび姫の喋り方にくすくす笑っていた低学年の子どもたちが目に浮かんでゾッとしたのと同時に、涙が溢れて止まらなくなった
その時、その低学年の担任は、制止してくれたのだろうか?
一緒に笑ってた?
気づかないふりをしてた?
からかい、嘲笑。
『いじめ』に発展しないか?
直接本人の前で嘲笑しなかっただけで、でも間接的に本人の耳に届いてしまった
その嘲笑、ちび姫と私が家で必死に頑張って練習に取り組んでいた時間を否定されたように感じてしまう
健気に練習をするちび姫の姿を思い出してまた泣けた
ネガティブの谷に沈んでいては冷静に考えられないから、と、教頭先生にあてて書いているつもりでメモに残してみたりしたけれど、そう簡単に冷静にもなれず
結局、ちび姫が登校後、一時間ぐらい悲しくて泣いてしまった
ひとが、ものすごく頑張って努力したその結果を、笑われるって、こんなに胸がつぶれるほど辛いことだったんだ
教頭に相談案件と思ったけれど、冷静な長男(ちび姫パパ)が
「うまく喋れないのは本当のことだし、ある程度は仕方ない。低学年の子どもはそんなもの」
と言うので、こんなエモーショナルなのは私が女だからなのね、と、気持ちを落ち着けることにした
なんで給食委員になっちゃったんだろ
もう、放送の係が回ってくるのが恐怖でしかない
努力だけは人一倍
その努力を認めてほしいな、他のみんなにもわかってほしいな、担任じゃない先生方にも、と思うのはわがままなんでしょうか