このところスイングウェイト(バランス)を気にされるお客様が続きましたので、今日はスイングウェイトについて触れたいと思います。
「いまのクラブがD2だから」とか「以前からバランスはD1にしている」とか、バランスにこだわってクラブを選んでいる方が少なくありません。上級者のなかにも「自分はD2がちょうどいい」と決めつけてしまっている方がいるくらいです。
昔は、バランスが重い方がハードヒッター向け、軽いほうが非力な人向けというのが常識でした。でも、これはヘッド、シャフト、グリップそれぞれの重量に幅がなかったときのことで、各パーツ重量のバリエーションが幅広い現在ではスイングウェイトはクラブ選びの指針にならなくなりました。
特にドライバーは総重量270gでも320gでも同じスイングウェイトのクラブが作れてしまいますが、その振り心地はまったく違ったものになります。
クラブを構成する各パーツの重量バリエーションが豊富になった現在、スイングウェイトはあくまでも参考にとどめてください。
<ご参考>
スイングウェイトを計るバランス計は、グリップエンドから14インチの場所を支点にして計測するようになっています。なぜ14インチのところを支点にするかというと、バランス理論はグリップがまだ皮巻きで14インチあったころの理論で、そこからしか測れなかったからなんです。(え~っ、)
いまどきのクラブには合わないということに頷けますよね。
さて、今日のクラブ。
ロマロ UT TYPE-Rのリシャフトです。
アイアンのシャフトをカーボンからスチールに変えられたお客様。
その流れでユーティリティのシャフトを軽量スチールで試してみることになりました。
K'sシリーズ最軽量モデルのアイアン専用スチールシャフトのK's-7001をアッセンブルしました。
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