インデペンデンス・デイ:リサージェンス | えのきち映画感想文

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しがない40代サラリーマンの映画レビューです。
ネタバレはないので宜しければどうぞ。

『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』を鑑賞。
1996年に公開され大ヒットした「インデペンデンス・デイ」の続編となる。
監督は前作と同じローランド・エメリッヒ。

人類が宇宙からの侵略者を撃退してから20年。再びその日が来た時の為に万全の備えをしていたはずだったが、侵略者はその想像を遥かに超える進化を遂げていた。

20年ぶりの続編となる本作。
相変わらず派手なCGは迫力満点。
ただ、この20年の間に随分と目が肥えている事もあり、新鮮味は全く感じられない。

前作で活躍したキャストが再登場したり、更にそのキャストがまたしても大活躍だったりと前作ファンには嬉しい仕掛けがてんこ盛りである。

ただし、映画作品としては前作を超えているとは言い難い。
前作よりも20分以上短くなった上映時間では描ききれていない部分が多い。
前回よりも遥かに多い登場人物のそれぞれの想いや役割など、もう少し細かく描いて欲しかった。そうすれば終盤の感動は更に大きなものになったはずだ。
それと、全体的に前作のキャストに頼りすぎなのも気になった。

とは言え、深く考えず地球が侵略されていく様を体感でき、米国主導で課題解決を行い最後はガッツポーズで終わる「合衆国万歳映画」な所も前作同様。
ちなみにストーリー展開もそれほど大きくは変わらないので、敢えて前作の復讐はせずに観に行くのも良いかも。

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