昨日のこと。



昨日は夕方に、医師から両親に父の肝生検の結果の報告を受けるという予定でした。







18時ごろ、母から

「兄弟みんな病院に集まって。先生からお父さんの結果の報告があるって。」

と。




そこで、父の体調が最悪だったことを察しました。

母の声のテンパリようったらなかった。




私も事前に、「すい臓癌」について散々調べ、ある程度どんなものかはわかってたし。

ただただ願っていたのは、余命のこと。


癌の程度を表すステージⅠ~Ⅳ。

どうか、軽いステージでありますように・・・・・・と。





兄弟3人が呼び出し電話からすぐに集まり、担当医師の報告を受けました。



「すい臓の癌です。

膵癌という病名です。

すい臓の腫瘍は3cm、肝臓にも転移していてそこにあるのが分かってるのは2個。1cm程度のものです。

しかも、すい臓への転移は血液からきてるため、目に見えない腫瘍の根のようなものはきっともっとたくさんあります。


ステージⅣとは、すい臓以外に転移があり、それが1個でもたとえ20個でも同じステージです。


今後の治療は、手術では全ての癌が取りきれない。

腫瘍が多いため放射線治療もできません。

なので、化学療法で治療していきます。


また、本人の希望もあり、投薬治療も合わせて行います。



ただ、点滴での抗がん剤(化学療法)では、腫瘍の進行をおさえる程度のもので、決して腫瘍をなくすことはできません。

投薬治療も効果があるかはわからない。


副作用に関しても、人それぞれのため実際にやらないとわからないです。





余命は、何も治療をしないと、3~6ヶ月。

化学療法でだいたい1年です。


ゴールが近いことは間違いありません。」


と。







参りました。

私の人生で一番参りました。



今の時点で食事も普通にし、普通に歩く父からは想像もつきません。

あまりにドラマの世界のような余命報告。



ま、本人はどんな気持ちでいるのか。。。。。

受け止められていないのは本人でしょう。


母も、驚きすぎて涙も出ないそう。





あと、4ヶ月5ヶ月で初孫だって産まれるし、兄貴夫婦の子供ができるのも待たなきゃいけないし、、、、、

弟だって結婚もしてないし、旅簡単に旅立つわけにはいかないはず!!!










今週中に、胆汁を鼻から出す管をはずし、つまってる胆管を広げ、体内でちゃんと消化できるように手術をします。

それが無事終われば、化学療法を行い、大丈夫であれば、今後は外来で化学療法を行うそうです。

なので、うまくいけばあと2週間で退院。

年末年始は、自宅で過ごせます。


化学療法の点滴は、週に1回で3回行い、1週休むというもので1クールだそうです。

それを様子をみながら、2,3クールへと進めていくそうです。


その治療は週1回外来で通う以外の日は好きなことをしていいそうです。









父には、残された余生、好きなことを思う存分してもらいたいし、家族旅行にもいきたいし、孫の面倒も見て欲しい。


私たち家族は、何をしてあげればいいのか。。。。

本人は大好きなゴルフをしたいらしい。




私たちは、どうにか父のメンタルを支え、盛り上げて、決してあきらめずに長生きしてもらいます!




だって、あくまでも余命宣告って、平均でしょ?

それよりも長い人だってたくさんいるんだから、父はその代表になればいい。

最低でもあと2年は元気でいて欲しい。



まだ、お父さん64歳で若いんだから、まだ旅に出るのは早すぎるからダメだよ!!!