機種変更
スマホを買い替えた。スマホ自体の使用歴が五年程なので、買い替えは初めてである。最近はデータの移行も簡単になったという。とはいっても、筆者の場合プロバイダーも同じ、キャリヤも同じ、OSも同じアンドロイドでメーカーも同じであるからそもそも簡単な部類には違いない。
アプリ(LibreLink)のダウンロードやアカウント設定もほぼ自動的に済んだ。センサーがそのまま使い続けられるのかは気になったが、問題なかった。アプリ起動時にセンサーをスキャンせよというメッセージが来たが、スキャンするとデータの読み取りが始まった。
予想外だったのはスマホ間でデータ移行ができなかったことである。知っての通り、スマホには過去の履歴や集計されたデータが残っている。一日二十四時間の平均パターン、血糖値の各レンジにあった時間のパーセンテージ、低グルコースの回数、及び毎日のデータのグラフなどで、これは90日分が閲覧できた。それがいきなり消えてセロからのスタートになったのである。平均値のレポートも以下に示すような間の抜けたものになった。
これまで、同じような行動パターンが予測された時、あるいは外食前などに、以前のデータを参照してインスリンの量を決めていた。少なくとも参考にしていた。それがなくなって初めて、依存していたことに気づいた。
もちろんアボットのサイトからダウンロードできるのだが、こちらは要約版で細かいところが異なっているし、いちいちPDFを開くのも面倒である。九十日分のデータが蓄積するのを待つのみである。
飛行機搭乗
航空機に乗る際にセンサーを着けたままでいいのか、かつては悩んだ。迷う人もいるだろう。アボットの公式見解では着けてもいいが、係員に伝えて接触検査、金属探知器による検査にしてもらうことを推奨しているようである。医療機関での検査の際には取り外すようにと書かれている。害があるというよりも、放射線の微量被曝に対して性能が保証できないという理由であろう。空港検査についてもそれを準用しているらしい。
実は、筆者はこれに従ったことはない。それでも空港のゲートで引っかかったこともない。ほぼプラスチック片であるから警報が出ないのだろう。
これは国外でも同様であった。もっとも、リブレに代えて以後、コロナ騒ぎもあって出国したのは一回だけであったと思う。国内では年数回は乗っている。仮に海外の空港で別検査を申し出たとして、果たして係員が状況を理解できるか、はなはだ心もとない。下手すれば取り外すことを命じられるかもしれない。国内線で問題なかったのでそのまま行って帰ってきたのである。
飛行機内では機内モードにするためサーバーとの連絡は途絶えるが、最近は機内モードにしておけばブルートゥースは使えるのでデータは途切れない。
搭乗前後で動作の異常は特になかった。ただし、これは個人的な、たかだか数回の結果なので一般化はできない。

