結構前の話なんだけど、バイトさんが私にキレてきたことがあった。


経緯としては、私がフロアの掃除をお願いしたら、


「私は掃除するためにバイトしにきたわけじゃないです」
「掃除は掃除の人を別で雇ってください」


ってキレられた。


そのときは

「いや、掃除も大事な仕事のうちのひとつだから、やってください」

って無理やりやらせて、そのあとも掃除は続けてもらってるんだけど。


どうもそのバイトさんがいまだにそのことを他の社員(←仮にギバさんとする)に愚痴っているらしく
今日、ギバさんから私にその話が伝わってきた。


私「いやいや。バイトさんが掃除しなかったら私がやるんですけど。掃除。
  私が掃除する時間ないから頼んでるんじゃんねー。」


ギバ「あのバイトさんが甘すぎる!バイトなのに仕事選ぶなんて言語道断。
   社員がバイトに掃除頼むなんて普通のことじゃないですか!?」
   「バイト代払ってるんだからちゃんとやれよって感じですよ!!」


まあそうなんだよねー。


そんな話をしてたら、新人営業時代のことを思い出した。



当時わたしはまだ営業1年目だったんだけど、
さっそくちょっと大きめの案件で、某音楽系会社のおっさんと喧嘩した。


喧嘩した理由はざっくり言うと、
大人の事情的に、一旦はおっさんの言うとおりに従っておくべき案件だったんだけど、
当時はまだよくわかってなかったので、
オッサンの言ってることに全く納得できず、反論したら、
担当変えろ!とか言われる事態になったっていう経緯ですね。はい。


(いま思えば、おっさんも結構大人げない。。)


まあそんなことがあって、
その案件は一応おっさんに謝った。

その後、なんとか私が担当をつづけて最終的にはうまくいったんだけど、
案件が終了したあと、
今度は私じゃなくて私の上司宛におっさんが直接あたらしい別の案件をもってきた。
(これはもう完全におっさんからの宣戦布告と受け取って良さそうだと今なら思うが)


その新しい別の案件について、上司から、

「この案件、五藏さん担当する?」

と聞かれて、
私はちょっと考えたけど、

「・・・申し訳ないんですけど、あの人とやっていく自信が無いんで、
 今回は私担当できないです。」

って断った。


そしたら上司にめちゃくちゃ怒られた。


「キミ、営業始めたばっかりで、数字全然達成できてない身分でしょ?
 新人で仕事選ぶってどういうこと??仕事ナメてない??
 相手がどんなに嫌な担当者であっても、数字になるなら全力で取りに行きなさい。
 もし次に仕事選ぶような事したら、もう絶対キミに仕事まわさないからね。」


そのとおりでございます!!!


その案件は結局違う人が担当したんだけど、
この件で私は猛省した。

それ以降、どんなに小さい案件とかどんなに嫌な案件でも絶対仕事は選ばないことにしたし、
完全なる営業ではなくなった今も、そのスタンスは貫いているつもりではある。



まあこういうことって言われなくても当たり前にわかってる人もいれば、
私みたいに怒られないとわかんない人もいるし、
怒ってもらえた私はラッキーかなって思うね。


わたしもバイトさんにもっとしっかり注意しないといけないんだけどね。。。
なかなか怒るのって気がひける~。正直、めんどくさい。
それもだめなんだけどね。。。。


そう考えると、しっかり怒ってくれた当時の上司にはほんと感謝感謝だなーって
最近よく思う。かも。