レポすっかり遅くなってしまいました!次のコンサートシーズンに向けての準備とか、なんだかんだでいろいろとやることがありますね~。
リベラ大阪公演から2週間。久しぶりのリベラロスですがリベラはまた同じメンバー(全員ではないですが)に会える可能性が高いぶん、寂しさは少ないです。
でも今のメンバーでの歌声は今しか聴けませんし、同じ子でも少年の声というのは日に日に変わってゆくもの。特にボーイソプラノは一期一会、一時の輝きであることをコンサートのたびに感じます。
東京や大阪公演ももちろん素晴らしかったですが、Zepp名古屋でのコンサートは自分にとってあまりにも特別なものだったので最後のレポとして書かせていただきます☆
※今回はけっこう長いです。ソリストなど間違っていたらごめんなさい;;
名古屋駅からナナちゃん人形の方面へ徒歩15分くらいのところにあるZeppNAGOYA。愛知県民である自分もこっちの方はたま~に109シネマで映画を観るくらいで、あまり来たことがありません。なので道を1本間違えて大回りするはめに…。
着いたらびっくり!とても小さいのです。今までリベラコンサートと言えばオーチャードホールやグランキューブ大阪、新宿文化センターと何千人規模のホールばかり。小さいところと言えば自分が聴いたことがあるのは2015年のUSJコンサートだけだったので、はたしてどんな響きになるのか・・・期待と不安が入り交じります。
ライブ会場ということでチケット代とは別にドリンク代500円が必要でした。ドリンクは普通のペットボトル飲料1本でおまけによく分からないキーホルダーをもらいましたが、これどうやって使うんだろう^^;
中に入ると~
めっっっっちゃステージが近い!!!リベラコンサートでこんなに近くていいのかというくらい近い(笑)
この日だけは運良く最前列が取れました。ステージ自体の幅・奥行き狭く、キャパも小さいので最前列でなくてもけっこう近く感じられたんじゃないかなと。
特にリベラは弧のように広がって歌うことが多いため、右側にいるレオやダニエルとの距離はなんと2メートルくらい。ソロじゃなくてもその美声がびしびし聴こえてきます。なんて美しいんだ。。。
プログラムを順番に見ていきましょう
楽器奏者たちが位置につきサウンドチェックすると、プライズマンさんが登場。譜面はタブレットのようですね。
11年ぶりの名古屋公演、開演です。
【第1部】
リベラコンサートで何度も歌われている「Joyful Joyful」。1曲目にぴったりの軽快なサウンドは聴衆を一瞬でリベラワールドへと誘います。
コウジ君のMCはタイチお兄ちゃんの小さい頃にそっくり!ちょうどUSJのときのタイチ君がこのくらいの年だったんじゃないかな。懐かしくなります。
「The Prayer」で早くも次期ソリストとしての頭角を見せたのがまだ9歳のダニエル。なんて落ち着きのある歌い方なのでしょう。音程もばっちり。まだ幼さの残るアルトヴォイスが心にそっとささやくように歌います。
声質はアルトでも彼は高音もとってもキレイ☆
切ない祈りのソロからの高らかなハーモニー。天使たちが空から歌ってくれているかのよう。
プライズマンさん作曲の「Ave Maria」は初日の東京公演のみマーリンのソロがありましたが僕の記憶が確かだと2日目以降はマーリンは前に出ていただけで、ソロは歌っていませんでした。14歳でちょうど声変わりの次期。しゃべり声は去年とそう変わっていないものの、高音はもう出にくいのでしょうね。
「Stay with me」も昔から歌い継がれている曲。オリヴァーMがついにソロを歌ってくれましたね!線は細くてもクリアでキレイな歌声でした。
カッチーニの「Ave Maria」は東京2公演のみの限定曲となってしまいました。レオが素晴らしいハイノートを聴かせてくれていたのですが、高い音が続く難しい曲なのでさすがに大変だったのだと思います。レオの高音はほかの曲でたくさん聴けたのでよかったです。
名古屋と大阪公演ではこの曲の代わりに「How great thou art」という曲を歌ってくれました。小さいオリヴァーWソロも深みのある素晴らしい歌声♪
「Amazing Grace」のソロはロッコとサミュエルだったかな?真ん中に12人、膝立ちで歌う姿はまるで礼拝のよう。優しさに満ちた歌声でした。
動画を見てとても楽しみだった「In Paradisum」。生で聴くロッコのソロはまさに魂の叫び。神への祈り。天使の歌声というよりはとても人間味があり、動画やCDで聴くよりも何倍も素晴らしかった。
声量があるがゆえに、彼のソロはほとんどマイクを通していないように感じられました。リベラの曲はどれもそうですがこの曲は特に曲調と合った歌詞の世界観が素敵で、ぜひ一度日本語歌詞と照らし合わせて聴いてみてください^^
「明日へ~For the Future 」ご存知のように全編日本語の新曲!ソロはオリヴァーW、ダニエル、コウジ、オリヴァーM。間奏でマティアスとヴィクターが歌っているのはイタリア語、スペイン語、ポーランド語、フランス語での「明日へ」という言葉なのだそうです。この曲の感想はまたあとで書きますね☆
「Voca me」で魅せてくれるミステリアスな雰囲気もまたリベラお得意のステージパフォーマンス。リベラコンサートではあまり客席との一体感は感じません。彼らのステージはショーであり、観客は自ずと幻想的なリベラ世界へと引き込まれてゆきます。ライブハウスのZepp名古屋でステージとの距離が近くても、やはり幻想世界に迷い混んだかのような感覚になりました。だからこそ、コンサートの最後にしかお辞儀をしないのかもしれません。
リオのハイノートも絶妙でした。
【第2部】
「I am the day」も幻想的な曲。こういう曲から第2部が始まるのは珍しい気がしますね。普段とても楽しそうに歌っているドミニクが、ここでのソロはゆっくりと丁寧に歌っています。
去年のリベラコンサートで一番感動した「From a distance」は今年もマーリンのソロから始まります。サビの開放感こそリベラならではのハーモニーですね♪
この非現実的な空間を作り出すために、白いローブや照明効果も重要な役割をはたしています。
Vの字に並んで歌う「Wayfaring stranger」は真ん中あたりの席でない限り、誰がソロを歌っているのか分かりづらいと思います。中盤で分かってくるソリストはヴィクター。かつてこの曲のソリストであったお兄ちゃんのサムとは容姿だけでなく歌声もとてもよく似ています。
少しハスキーな声質がより心に沁みますね。今年の年少のソリストたちはなぜこんなにも音程が正確で、低い音まで安定して歌えるのでしょう。
「Angel」は現在USJのCMでもたくさん流れていますね。聴けば聴くほど好きになる曲。東京では最初のソロをベン、2番のソロをダニエルが担当していました。ベンの歌声はとても英国聖歌隊のように律儀でまっすぐ。対してダニエルは前述したように深みのあるアルト。
この曲にはダニエルの声質の方が合っていると判断したのか、名古屋&大阪公演では1番も2番のソロもダニエルが歌いました。まだ幼いながらも、もうすでに自分の曲として仕上げているような存在感。涙腺を刺激する歌声。彼は間違いなく大物になりますね。
続く「Sanctus」と言えばLocus Iste Ver.が一番好きだったのですが今回のアレンジもものすごく素敵で…(*T^T)彼らのハーモニーは人々の心を浄化し安らぎを与えてくれます。
「Salva me」での高音担当はオリヴァーW。「私をお救いください」もの哀しくも、美しい曲です。
自分は2012年からリベラコンサートに行っていて、当時とても大好きだったのが「Eternal Light」。道筋を照らしてくれるような曲であると同時に、この曲を聴くと初めてコンサートに行ったときのワクワク感が甦ってきます。
またコンサートで歌ってくれて嬉しい!東京ではベンのソロでしたが名古屋&大阪ではその部分が6人くらいの
ソリになってしまったのがちょっと残念。ベンもそろそろ声変わりなのかもしれません。でもこの曲の出だしはやっぱりソロで聴きたかった!サビのハーモニーは極上の響きでした。
いよいよコンサートも終盤
ここで素晴らしいアンサンブルを聴かせてくれました。
公式から動画でもアップされている「Nearer My God To Thee」。マーリンのソロから歌い出し、ベンやロッコが加わり、ヴィクターやマティアス、レオが加わって6人のアンサンブルとなります。
リベラの曲はもともとアンサンブルに近い形式のものが多い気がしますが、アカペラでこんなにもしっとりと聴かせる曲はおそらく初めて。1人1人の実力の高さを感じずにはいられません。
イタリア語の「a cappella」には簡素化された教会音楽という意味があるそうです。ぜひこの曲をイギリスの小さな教会で聴いてみたい♪
最後はリベラのテーマソング「Libera」
後半の盛り上がりが素晴らしいですね。ソロはタイグとロッコ。
【アンコール】
「Smile」ここでのヴィクターのソロも絶妙で涙腺だけでなく母性本能をもくすぐります。自分、男ですけど(笑)後ろから優しく支えるアレックスMの低音ソロにも心をつかまれる。彼はこの1年半のあいだに身長がぐっと伸びて、本当に良いお兄さんメンバーになりましたね。
「明日へ~for the future」
東京ではアリオサ児童合唱団とコラボしてくれたこの曲、名古屋&大阪ではアンコールもリベラだけで再び歌いました。
ちょっと日本の合唱曲っぽすぎるかな?と思いつつも口ずさみたくなるし、歌詞もリベラに合っていますね。特に好きなのは2番の最初の場面の歌詞。
「君が流した涙色の数だけ 今君は誰よりも輝いている」
9歳のコウジ君の歌声に胸キュンしない人はいないでしょう。。
ハロウィンイベントのときに「リベラになりたい!」という5歳の男の子が来ていました。この曲が彼にとって明日への応援歌になるといいな、と陰ながら願っています。
Zepp名古屋はライブハウスということで音響が心配でした。スピーカーガンガンだったらどうしよう…と。
リベラのコンサートはピンマイクを使うので、どうしてもスピーカーに近い席だと気になってしまうことはありますよね。特に自分はナマの歌声が好きなので・・・。
名古屋での公演もスピーカーは使っていたと思います。しかし、ソロ以外はほとんど分からないくらいだったんですよ‼席によって聴こえ方は違ったかもしれません。
今回座った最前列右ブロックは普通の大きいホールだったら自分はスピーカーの音が気になってしまうところなんですが、名古屋ではマイクを通さないそのままの歌声に聴こえました。
こんなにも、こんなにも美しいとは…。このまま時間が止まってほしい。もう、感激しまくりです。
美しい歌声は録音やマイクを通した歌声よりも、そのまま聴く方が絶対に美しい。
これは自分の中で鉄則なのですが、リベラはほかの大きい会場でマイクを通していてもあれだけ美しいハーモニーに聴こえた。それでさらに今回はナマの歌声だったわけで…。
今でも夢だったかのようです。こんなに感動したリベラコンサートは初めてですし、リベラの実力の高さを改めて感じました。
ソプラノ・アルトそして低音が見事に折り重なるリベラの美しいハーモニーの仕組みがより鮮明に伝わってきました。Zepp名古屋のような700人ほどの規模の会場であれば、ソロのマイクも無しで大丈夫だったような気がします。
もちろん大きい会場でも中央ブロックの前の方だったらナマの歌声がよく聴こえたと思いますし、曲によってスピーカー・マイクの音量も調節しているようです。ただ遠くの席の人にも耳元でささやくようなリベラらしい音楽を届けるにはどうしてもピンマイクが必要なのだと思いますね。
今回のツアーではソリスト集団か!?と思うほどいろんな子のソロが聴けてよかったです。まさか入って間もない子たちがあんなに上手だとは…。アメリカツアーを経て鍛えられたのでしょうね。
次の来日公演でどんな成長を見せてくれるのか楽しみで仕方がない♪
リベラ日本ツアー2018で歌ってくれた曲目を動画リストにまとめてみましたので、よかったらご覧ください☆
曲が終わると次の曲へ飛ぶようになっています。一昔前の動画もあるので、なんだかリストをまとめているうちに懐かしくなってきました^^
名古屋でのファンクラブ限定フォトセッション
名古屋はサイン会もとても豪華だったんですよ。ほかの会場ではお客さんの人数が多いためサインメンバーを2組に分ける必要があったんですけど、名古屋はそもそものキャパが小さいので、写真会メンバー以外はずらっと1列に!
しかもけっこうゆっくりと流れてくれて、こんなに豪華なサイン会は初めて体験しました。
ただし、かな~り暗かったのです。。しかもこれ、トイレの前(笑)Zepp名古屋はロビーもとても狭くて、この通路しか場所がなかったんでしょうね^^;写真や動画撮影は一応OKだったので限定公開でアップしました♪
もっと英語話せるようになりたい!毎回思います…。あと音声消してるので分からないと思いますが仕切りの柵が何度もバタンと倒れて、その度にリベラっ子が驚いているのが可愛かった^^みんなとても愛想よかったです。
グッズ、結局僕が買ったのはこんなかんじ↓あとクリアファイルも1枚買いました。Tシャツはリベコンに着て行きましたが、あとは保管用ですね♪
通常盤(左)はDVD付属、ファンクラブ限定盤(右)はDVDが無い代わりにブックレットが豪華です。
CDに収録されている曲は同じでコンサートで歌ってくれた曲もたくさんあるので余韻に浸れますね♪
プレミアムシート特典のポーチってもしかして4種類あったのかな?
Zepp Nagoyaでもらったチラシ↓
メルマガ登録ですがまだ次回の来日予定は決まっていませんよね。でもまたぜひ、ここZepp名古屋で公演してほしい!
できれば教会などでも公演してほしいですね。ハロウィンパーティーが開かれた大阪市中央公会堂や、東京カテドラル聖マリア大聖堂でスピーカー無しで歌ったらどんなに美しい響きなんだろうと妄想してしまいます♪
今年のリベラ日本公演、全体を通してとても素晴らしく、実力が高かったと思います。気合いという言葉はリベラには不向きかもしれませんが結成20周年ということでいつにも増してみんなの歌う意欲を感じました。これだけ人々の心を癒す音楽は、メンバー1人1人が優しく歌おう、音楽の世界観を理解し気持ちを込めて歌おうと意識しているからこそ作り出せるのかなと。
ハードスケジュールでサイン会まで、本当に大変だったと思います。お疲れ様でした。
そしてたくさんの感動をありがとう!また来年も来日してくれることを切に願っています☆