●守りのカープ
ホークスvsカープ
カープからしてみれば勝ちに近い引き分けだった。
1-1の同点の9回裏、カープはクローザーの栗林投手が登板。
先頭打者の柳町選手がヒットで出塁すると、1塁ランナーの代走で周東選手が出場。
長打が出れば、サヨナラの場面で栗原選手を抑えて1アウト。
次の柳田選手の場面。ここで周東選手が盗塁を仕掛ける。
しかしカープバッテリーは盗塁を警戒して、栗林投手がウエストしてキャッチャーの会沢投手がストライク送球してアウトにする。
これで2アウトランナーなし。
しかしここで油断して柳田選手にホームランを打たれてしまっては、盗塁を阻止した意味がなくなる。
柳田選手に左中間へ鋭い当たりを打たれる。左中間を破りそうな当たりだったが、センターの野間選手が破られる前に追いつき2塁へ送球。
タッチプレーとなったが、判定はセーフ。
しかしビデオ判定で覆りアウトとなりゲームセット。
野間選手の守備範囲の広さも見せつけられた場面だった。
これで、栗林投手は21試合連続無失点となり、球団タイ記録となった。
ちなみにホークスの得点は、今宮選手のソロホームランのみ。
このホームランが球団通算9000号ホームランとなった。
●首位打者浮上
ロッテvsヤクルト
この試合で、初回先頭打者ホームランを放ったヤクルトの塩見選手。
打撃も好調でセリーグの首位打者に浮上した!
これまでオープン戦まで絶好調といわれていた選手が、ついにシーズンでも絶好調となっている。