罪悪感?
この雪の中、今日も作業に当っている。本当に偉い、尊敬する。

 

居間から20mほど前での建築作業現場を眺めながら、昔々の歌が頭の中を巡っている。
♪♪ 今日の仕事はつらかった あとは焼酎をあおるだけ
   どうせ どうせ山谷のドヤ住まい ほかにやることありゃしねぇ♪♪
岡林信康の「山谷ブルース」だ。
体力だけには自信があった学生時代、そんな生活に憧れていた。
それが、今は
♪♪ 今日の仕事も手出しだよ ボランティアもつらいもの
   なんせ なんせ昔は教員だ 家が無くても断れぬ ♪♪
という極めて厭世的な歌詞に変わっている私の心境である。

 

4月から消費税が上がる。
高血圧と高脂血症、白内障治療の診察料と薬代で月1万円を超える出費、
ガソリン代、電気代、ガス代、石油代・・・私の液体燃料代、野鳥の餌代、
ドックフード、ペットシーツ代・・・
年金だけで生活できなくなる。
こんなことをしていていいのだろか?

 

奥田民生の♪♪・・・働け!若者よ!♪♪ のフレイズが追い打ちをかける。
「公務員は退職金も年金もあっていいよね」という嫌味な声も聞こえてくる。
家が無ぐなったんでバ、と言っても仕方ないし・・・。
「皆さん、私も働いているのです。職業は『主夫』です。」
しかし、これも金にはならない。
「働かざる者、食うべからず」と生徒を叱りつけていた言葉が、
この年になって自分に重くのしかかってくるとは・・・と、
作業現場を眺め、落ち込んでいる今日この頃である。
♪♪ 働け 年寄りも・・・♪♪