お久し振りです。
明日は震災から2年9ヶ月目になります。
私、この数ヶ月、やるべきことがあまりにもあり過ぎ、ブログは一休みしていましたが、もう一度、気を取り直して取り組みます。
東京外国語大学東北復興支援隊の皆さん、有難う!
昨日、9日(月)、外語大でドキュメンタリー記録映画「3月11日を生きて」英語版の上映会が開催され、私も30分程お話をさせていただきました。
11月10日には、大阪音楽大学と豊中市が一緒になって上映会を開催していますが、両方に足を運んでみて、被災地の我々、本当に復興に全力で取り組んでいるのか、疑問に思っています。
どうも、被災地の中での温度差があまりにも大きすぎるようです。
我が家の周辺では「市街化調整区域」にも関わらず、どんどん宅地化が進み、実際家屋も建設されています。一体、どうなっているのでしょうね?
被害の少なかった業者さんが大儲けしているのでは、というのはヒガミ根性からの発想とは思いますが。
高齢者には厳しい
私達夫婦も退職し無職ですが、老後は家族を含めての他からの世話は受けないという思いで、準備してきましたので、家は失ったものの、ギリギリ何とか生きていけそうです。
しかし、皆がみんなそうできる訳はない。
高齢者になればなるほど、儒教的・家父長的な考えで生活してきていますから、それを根こそぎ奪われてしまえば、自立が不可能に近くなるのは理解できます。
復興住宅にすら、入居が難しいというのは当然の現象です。
被災地の皆さん、仮設住宅に積極的に足を運びましょう。
そして、東京、大阪から身銭を切って支援を継続している学生さんの気持ち感じて下さい。
復活第一号にしては厳しいかな?