相当疲れてるのね。

目の下にクマがある。

昔の類とは全然違うんだね?

 

 

言葉にすると泣き出してしまう。別れなければいけないなら

このまま,類と逢わない方が良かった。

そんな事出来る訳無いのに…。

 

そう思うがここは美作邸で、私はここを逃げ出せない。

熱を出した私に親身になってお世話をしてくれた

使用人さんや夢乃おば様‥それに美作さん。

直接お礼を言わないでここから出て行く訳にはいかないよね・・・。

そんな、恩知らずになれない。

 

類は…私に正直に言ってくれるだろうか?

多分、断れない縁談話を私が知っている事は

美作さんから聞いて知ってるんだろう。

類は優しいから・・

そんな縁談話は無いと言うのだろうか?

それとも嘘を吐くのは嫌だから正直に言ってくれるだろうか?

嘘でもお見合いはしないと言ってくれるかしら?

 

類が苦しまないと良いな…。

類は私にいつも優しいから‥私を傷つける行為をしたく無いよね。

ずっとずっと、類に守られて来た。

道明寺の時も傍に居て何時も励まして笑顔にさせてくれて。

何時だって、私を最優先にしてくれる優しい人。

 

もう十分だよね…

類には沢山愛された…お返し出来ない程優しくされた。

私達、今が良い潮時かも知れない。

 

類を悲しませない方法なんて分からないけど

精一杯の強がりでも、笑って別れ話をしよう。

そして、類の幸せを心から願おう。

それが、類に対しての私の感謝の気持ちと大きな大きな愛だから。

愛してる、愛してるから…。

類の幸せを祈ってるよ。

 

朝陽が射して来た。

 

私は涙を拭う。

そして、類と話す言葉を頭の中で考えて居た。

 

 

 

にほんブログ村のランキングに参加中です。

 

良かったら応援宜しくです。

 

にほんブログ村の字をポッチしてください。


にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ

 

 

 

BORDER FREE cosmetics クリアVCフェイシャルローション

ヒアロディープパッチ

wicot 薬用スカルプセラム

 

マナラ トーンアップUV モイスト

フィレリーナ リプレニッシングトリートメント