新作、さくらんぼの実る頃をお送りします。

多分

長編になる予定です。

お付き合い頂けると嬉しいです。

 

 

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4年後の約束通り、4月に道明寺は日本に戻ってきて

私にプロポーズしてくれた。

5月のゴールデンウイークが終わって直ぐ

道明寺が私との婚約を正式に発表した。

マスコミ関係者のインタビューも全て道明寺が

一人で行った。

私はまだ大学4年になったばかりで、

結婚よりも就職がしたかったけど

道明寺の強引さに根負けした。

 

俺様の道明寺に私の意見なんて関係無いみたいで・・・。

 

結婚したらお前も財閥の仕事手伝えば良いじゃないかと

言われても正直ピンと来ないのに。

 

6月になると道明寺の仕事は忙しくなり逢う日が全然なく

まるで私は婚約者とは名ばかり・・・。

二人で将来を語り合う事も、夢を話す事も無く・・

道明寺に俺の言う通りにすれば、全てが上手く行くと言う言葉だけを

聞かされて、私は疑う事も反論することなく

 

道明寺家から言われた、茶道、華道、着付け、行儀作法

ピアノ、書道を習う事で時間を費やしていた。

 

 

そんな6月のある日

 

事件は起きた。

 

 

 


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