バカ親は一日にして成らず―――――。11月半ばに第一志望の推薦入試を受けた娘。試験の日、駅から出てきた娘は半泣きのどんより顔、車に乗るなり大号泣(笑)僕 「どうだった・・・のかな?(汗)」娘 「め、面接が・・・・・化学も1問ダメだった・・・・・」僕 「面接どんなだったの?」娘 「美術部の事聞かれて・・・・・『どんな絵を描いてたの?』って」僕 「ふんふん」娘 「心の内面を様々なものをモチーフにして多く描いてましたが、時に何を描いているのか誰にも理解不能な作品もありました・・・・・って言ったの」僕 「え?(笑)」娘 「そしたら面接官の先生が大笑いで・・・・なんで笑われたんやろう?(号泣)」(そりゃ、面接官じゃなくても笑うだろ?)なんて言えないけど、「まぁ、大丈夫だよ(笑)」と言うしかなかった。「センターと3月、頑張るから・・・・」と力なくつぶやく娘、「そうだね」と彼女の頭を撫でた僕だった。そして昨日、発表の日。午前10時以降にHP上にアップされるということで僕は10時前から携帯にかぶり付き発表を待ったんだ。10時半を少し過ぎたころ、コンビニの駐車場で発表を見た。数日前から唱えるように幾度となく繰り返し見た受験票の4ケタの数字が画面上のそこにあった・・・・・。「うっそ、あるやん!!(驚!!)」駐車場の端っこに停めた車の中で恥ずかしながら大号泣―――――。バカ親は18年かけて出来上がっていったみたいだね。
ちびりちびり
似合わぬ酒を飲みながら
15センチの靴を履いてた
何気ない日を
思い出す