ソンブーンに到着し、テキトーに料理を頼むも、
相変わらず携帯をピコピコいじっている。
知ったことかと虎次郎は酒を煽る。
一応、グラスが空になると注いでくれる優しさだけはまだあるようだ。
しばらくするとマイトが自分のFaceBookのウォールを、
これおもしろいでしょ的な感じで見せてきて、会話が始まった。
全然面白くないが、何とか会話が続くように気を使いながら話を合わせる。
すると、会話の最中で、
マ『ところでさー、いつタイ来たの?』
虎『え、一昨日だよ。』
マ『何で事前に連絡しなかったの?』
虎『いや、LINEでも言ったけど、知ってると思って着いてから連絡したよ。』
マ『ウソつき。』
虎『ホントだって。』
マ『じゃーなんでディスコいたの?』
虎『・・・・・・!?』
何故そのことを知っているんだ!?
あの時、目撃される前にとっとと逃げたはず。
しかし、目撃されたことは間違いないようだ。
虎『え、何で知ってるの?』
マ『友達が見たって。』
オーケーオーケー。
本人は見ていない。
虎『いや、ホテル来ないって言ったから一杯飲みに言っただけだよ。』
マ『ウソつき。女ナンパしに行ったんでしょ?』
虎『違うって。ディスコのスタッフも友達だし、一人じゃつまんないから1杯だけ飲んだだけだよ。』
マ『へー。そーなんだ。知らない。』
完全に苦しいいわけだが、ソレ以上の追求は無かった。
こういう大人なところがマイトの良いとこだったりする。
そーいえば、ガチ切れしてるとこは見たこと無いな。。
とはいえ、これで今までのマイトの不自然な行動に合点がいった。
しかし、これで収まった。(と、思いたい。)
メシも食い終わり、この後の予定について話す。
虎『どうする?』
マ『タニヤのゴーゴーバー見てみたい』
虎『行ったこと無いの?』
マ『無い。』
タニヤのGGBで悪さをしたことはない(はず)ので、
運悪く移籍嬢に出くわさなければ心配はないだろう。。
虎『いいよ。じゃー行くか。』
マ『うん。』
久々なタニヤのGGBは勝手がわからず、
適当に2~3件ハシゴするが、かなりガラガラであった。
基本的にタニヤのGGBはイマイチな嬢しかいないイメージで、
案の定、大半がイマイチな嬢ばかりだったが、
一人だけなかなかタイプの子が居たので、次回は是非チャレンジしてみたい。
時間も24時近くなり、結構なお酒を飲んでしまったので、
ホテルへタクシーで向かい、マイトがビリヤードが上手いと自称するので、
ホテル近くのプールバーへ。
中々の腕前だったが、虎次郎程ではない。
しかし、飲酒してビリヤードをやったので負け込んでしまった。
やっぱり飲んだら打つなだな。。
26時。いい加減、眠くなってきたので、ホテルへ退却。
ケンカの後?でも無いのだが、マイトが妙に張り切っており、
激しめな営みを終えて即寝。
翌朝8時頃、めずらしくマイトが早起きしたので、
何かと思ったら、母親が田舎から来るから帰るとのこと。
ウソかホントか知らないが、部屋の玄関までお見送りし、2度寝へ突入。
再び起きると13時前だったので、身支度を整え、
この日が最終滞在日のため、お土産を買いに一人でクロントーイマーケットへ。
一人で来るのは初めてで、タイ人専用の食材市場みたいな場所なので、
買い方に戸惑うものも、何とか初めてのお使いを完了。
マイトが何時に来るか分からなかったので、
エロマに行こうかどうか悩み、クロントーイからBTSのプロンポンまで歩く。
するとマイトが16時頃来るというので、
時間的に微妙。。ということでホテルへ帰宅。
そして時間通りマイトが来たのだが、
お腹の音で昼飯を食べていないことに気づき、焼肉屋へ。
空腹に結構な勢いで飲んでしまい、
若干気持ち悪くなってしまい、20時にホテルへ帰宅。
24時のフライトだったため、余裕を見ると21時半には出発したいところなので、
寝るわけにはいかない。。
が、しかい、
マイトと最後の弄り合いを行い、気づくと寝てしまった。。
ふと目を開けるとなんと22時ではないか!!!
やばい!死んじゃう!
しかも全然酒抜けてないし。。
寝ているマイトを叩き起こし、シャワーを浴びながら、
空港まで、分単位での詳細フローを構築する。
光の早さで準備を完了し、22:35にチェックアウト完了。
マイトにメータータクシーを捕まえておいてもらったので、
挨拶もそこそこにタクシーに乗り込む。
運転手がかなりのスピード狂だったので、
いつもなら安全運転を促すところだが、
この時ばかりは後部座席でシートベルトを装着し、事故らないことを祈った。
渋滞もなく、ドライバーのおかげで、23:05に空港に到着。
事前にインターネットチェックインを済ませていたので、
荷物だけ預けて一服してイミグレをくぐる。
前回の訪タイの反省を踏まえ、
今回はアクティブに動いたことにより、
満足度の高い内容になった。
次回の機会があるのであれば、
初心に帰り、全部壊してゼロになる気概で
さらにアクティブに動き、内容のアツイ旅路にしよう。
それでは皆さん、また会う日まで。
さよなら、さよなら、さよなら。
>fin