6月6日★錦糸町★うすかわ五右衛門★
墨田区江東橋3‐14‐5
3635‐4250
抹茶あずき150円+とろつぶあずき120円×2尾=390円
「トロトロで美味な、薄皮たい焼」
仕事のあとでちょっとした甘味を食べたくなり、この店に来た。
テルミナ地下にある、たい焼店。
行ってみると、たい焼は3種類。
季節限定という四季のたい焼は、抹茶あずき150円。
それ以外は、とろつぶあずき・和三盆クリーム各120円。
自分の考えとしては、たいやきは庶民のおやつ。
美味しく廉価であるべきで、150円以上するのは論外だ。
そのため御三家の一つを名乗る麻布十番の創業百年の店や、赤坂の2軒については賞味する気にならない。
147円の恵比寿“ひいらぎ”は、それだけの手前がかかっているので、許されるのはここまでだ。
しかし最近、抹茶が興味深い。
そこで今日は特別に、このたい焼を賞味することにした。
先客のお姉さんに続いてオーダーすると、抹茶はちょうど焼いているところで、あと2分かかると店の兄さんは申し訳なさげに言う。
逆にできたてが賞味できるのならと、待つことにした。
隣接するイートインコーナーで待つようにと、案内される。
隣りの銀だこと共有スペースらしいが丸椅子が4席、立ち食いスペースもある。
自分が食べる様が映る鏡張りが気になるが、手洗いもできて親切な造り。
駅のホームのベンチでもと思ったが、ここで賞味させてもらうことにした。
そう伝えると兄さんは嬉しそうに、“抹茶は焼きたてですので是非召し上がって行ってください”と言ってくれた。
そうして本当に2分で、たい焼の包みを用意してくれた。
10センチくらいで、些か小振り。
当然ホカホカで、まだしんなりしていないのがいい。
一尾だけ向きが違うのが抹茶らしい。
まずはそれから賞味した。
店の名の通り、生地は薄くパリパリ。
周りに少しついた“羽根”の部分はさらに薄く、香ばしい。
中のあんこはアツアツでトロトロ。
噛むと抹茶の香りが、口の中に広がる。
見るとあんこは、緑色。
“大量に宇治抹茶を使用しました”と、POPにある。
もちろん、抹茶だとすぐにわかる。
比べる意味で、ノーマルな方も賞味する。
たっぷりの、熱いつぶあん。
ホントに甘い、あずき色でトロトロのあんこ。
粒の口当たりも、タマランチ会長。
やっぱりその場で、すぐに食べるのが一番だ。
これまで来なかったことが、もったいなく感じた。
あとでWEBを見ると、有限会社モグモグの経営。
北砂の五右衛門CHAYA、同ブラントは鎌ヶ谷・津田沼にもだが、更新されていないが曳舟・西新井にもあるらしい。
たい焼は、得意の様子。
常連のお客さんにとっては今さらながらだが、またおじゃましよう。